◆JERAセ・リーグ 中日3―9阪神(11日・バンテリンドーム)

 中日のドラフト6位・花田がプロ1号を放った。0―2の3回2死。

伊原の144キロ直球を、右翼ホームランウイングに運んだ。チームのテラス席1号。大阪桐蔭の卒業生は「バットに乗ってくれた。うれしかった。長打を売りにしているので、もっと打てるように頑張りたい」と笑った。

 登場曲は、大阪から応援に駆けつけた母が好きな「DREAMS COME TRUE」の「何度でも」を選んだ。「(母の前で)あまり(ホームランを)打てたことがなかったので、良かった」と親孝行。記念球は家族に贈る。

 突然、訪れたチャンスだった。岡林が右太もも裏の肉離れで離脱した4日に1軍初昇格。同日のヤクルト戦(神宮)で初スタメンをつかむと、その試合から3戦連続マルチ安打を記録し、打率3割2分と期待に応えている。

 幼少期は京セラDに通い、当時のオリックス主砲・李大浩(イ・デホ)の一発に魅了されたロマン砲は「流れを変える一打を。

がむしゃらにやっている結果が、チームの底上げにつながれば」と意気込んだ。単独最下位に沈む竜党に、明るい未来を予感させた。(森下 知玲)

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