◆JERAセ・リーグ 巨人2―3ヤクルト(11日・東京ドーム)

 巨人はヤクルトとの接戦に2ー3で惜しくも敗れて今季初の3連勝とはならなかった。

 敗れたものの収穫たっぷりだった。

今季2度目のスタメンマスクの山瀬慎之助捕手が3回、山瀬から7年目で待望のプロ初本塁打。山瀬は守備でもマタを懸命のリードで5回2失点の粘投に導くと、7回2死一、二塁では丸山和への2球目で強烈な一塁けん制球を投じ、わずかにセーフとなったが強肩を見せつけた。

 7回2死からは坂本が山野からセンター左に今季1号ソロ。試合前まで今季1安打と苦しんでいたベテランが打球角度28度、打球速度164キロ、飛距離124メートルの豪快な一発を放ち、場内は大歓声に包まれた。

 さらに続く平山が中前にプロ初安打。「ガッツポーズの日」とされている4月11日に記念の一打を放ち、一塁に走りながら右拳を握ってガッツポーズした。

 守備でもピンチで右翼・平山の背走しながらの好捕や、遊撃・泉口の好プレーなど場内が沸く場面が何度もあった。

 土曜日のナイター。4万1901人の観客が手に汗握る攻防に熱狂した。野球の面白さ、魅力がたぷり詰まった一戦。負けても負けた雰囲気がなく切り替えやすい試合と言える。巨人は7勝6敗で貯金1。

12日の3連戦3戦目でカード勝ち越しを目指して一丸で戦っていく。(片岡 優帆)

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