歌舞伎俳優の坂東玉三郎が、東京・新橋演舞場で「坂東玉三郎 特別公演」(23日まで)に出演している。

 同劇場に出演するのは実に30年ぶり。

若手時代は同劇場の花形歌舞伎で片岡孝夫(現・片岡仁左衛門)との「孝玉コンビ」として脚光を浴びるなど思い入れがあり、「数々のお役を勉強させていただいた劇場です」と語った。

 「三曲糸の調べ」では「壇浦兜軍記 阿古屋」の遊女阿古屋が身の潔白を証明するために演奏する琴、三味線、胡弓を披露。「夢二慕情」では、かつての舞台映像を生かし、新たな映像作品として竹久夢二の生涯を描く。「長崎十二景」は美人画で知られる夢二による12枚の水彩画。異国情緒あふれる港や長崎の街を背景に、哀愁の中にも繊細な情緒を舞踊劇で表現する。

編集部おすすめ