妖怪美術館(香川・小豆島、館長・柳生忠平)が、東京・寺田倉庫G1ビルで開催中の「動き出す妖怪展」(6月28日まで)に特別協力し、妖怪画家・柳生忠平氏の作品や妖怪美術館が所蔵している現代の妖怪造形作品を多数展示している。

 柳生忠平氏が描いた妖怪画は特殊技術により「動く妖怪」へと変貌を遂げており、現地で描いた全長7メートルの布画「百鬼楽々」も人気を博している。

また、物販コーナーではポップなデザインで人気のオリジナルグッズも販売している。

 妖怪美術館は、小豆島土庄町の「迷路のまち」にある妖怪アートの美術館。館長は妖怪画家の柳生忠平。4つの古民家ギャラリーで妖怪作品を展示し、収蔵点数は900点を超える。年々新たに生まれる現代妖怪が世界的に注目され、仏の出版社より日ー英語による図録書籍が出版された。

 2025年夏、名古屋で大盛況となった注目のイベント「動き出す妖怪展」が東京に進出。「動き出す妖怪展」は、江戸・明治時代など様々な絵師によって描かれた「百鬼夜行絵巻」「百物語」「鬼」「天狗」「河童」「付喪神」など日本が誇る妖怪美術に最先端の映像技術と立体造形で没入できる世界初のイマーシブ体感型デジタルアートミュージアム。

 古代日本の神話や伝承など豊かな想像力から生まれ、時代を超えて世界の人々に愛される日本の妖怪たち。妖怪画・戯画に描かれたそのユーモラスな姿を、3DCGやプロジェクションマッピング、ホログラフィックスクリーンといった最先端のデジタル技術を駆使してダイナミックに躍動させるとともに、立体造形によりリアルな妖怪の世界を再現している。

■柳生忠平氏の布画、動き出す妖怪画が圧巻

 布画「百鬼楽々」は「動き出す妖怪展」のために現地で描き上げた最新作で横幅が約7メートル。さまざまな妖怪たちが楽し気に集まってパレードをしている作品で、よく知られている「百鬼夜行」を彷彿とさせる。

 また、柳生忠平氏が描いた妖怪たちが動くモーショングラフィックも必見。

妖怪画が会場のスクリーンで踊るように動き回る。

■妖怪美術館の人気作品、POP YOKAIたち選りすぐりの6点も特別展示

 「妖怪いいね!いいね!」「寝過ごし」「雪女」「顔盗人」「蛙天狗」「ちちりたたり」は、現代の世相や日常の機微から生まれた造形作品で、妖怪美術館でも人気のある作品ばかり。優れた造形力だけでなく、それらが生まれたバックストーリーにも思わず納得し共感できるのが魅力。また、妖怪美術館のミュージアムショップのオリジナルグッズも多数販売。

【妖怪美術館とは】

 香川県・小豆島の迷路のまちで900体をこえる妖怪造形作品を展示する美術館。まちの中に点在する4つの古民家をスマホガイドアプリを使いながらめぐる。妖怪の起源から現代の妖怪まで「妖怪造形大賞」に応募された900体を超える作品を展示・保管しています。「妖怪を世界へ」私たちは「妖怪(=Yokai)を「SAMURAI」(侍)、「KAWAII」(かわいい)と同じような世界語にしたいと考えています。館長は小豆島生まれの妖怪画家・柳生忠平氏。

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