◆JERAセ・リーグ DeNA6―5広島(12日・横浜)

 DeNAの勝又温史外野手(25)がプロ8年目にして初めて打点を挙げた。

 1点をリードされた7回2死二塁。

森浦の3球目。144キロを詰まらせながら左翼線に落とす適時二塁打で同点に追いついた。二塁上で力強く右拳を握り「自分の耳で聞いても音割れするくらい歓声がすごくて。こんな素晴らしい場所で大好きな野球ができて本当に心から感謝でいっぱいです」とかみ締めていた。

 勝又は18年に日大鶴ケ丘からドラフト4位で投手として入団も、イップスを発症。21年オフに育成契約を結び直して野手に転向した。野手としてお立ち台に上がり「もう、心の底からうれしくて。まさかバッターとしてここに立つと入団した時は思ってなかったので。今までの頑張りが少しでも報われて良かったなと思います」と胸をなでおろした。ファンに向けて「雨の日も暑い日も変わらず、『かっちゃん頑張れっ』と応援してくれたおかげで今まで頑張ってこれた。活躍することが一番の恩返しだと思うんで、これから頑張ります!」と意気込んだ。

 相川監督は囲み取材の部屋に入るとすぐに「勝又のヒットで涙が出そうになりました」と感激した様子。

「なんかこみ上げてくるものはあった。まだ1本ですけども、これからもっと打ってくれるんじゃないですかね」とさらなる活躍を期待した。

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