◆米大リーグ ドジャース6―3レンジャーズ(11日、米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)
ドジャース・大谷翔平投手(31)が11日(日本時間12日)、本拠地・レンジャーズ戦に「1番・DH」でフル出場。今季初の先頭打者本塁打となる4号同点ソロを放つなど、2安打の活躍で逆転勝ちに貢献した。
まだ明るいロサンゼルスの空に、大きな弧を描いた。大谷は打球の行方を見上げてから、ゆっくりと打席から踏み出した。大歓声があがる中、白球は右翼席に飛び込む。二塁を回る時に珍しく両手の親指を立てるサムアップポーズも見せながら、悠然とダイヤモンドを1周した。
流れを取り戻す一撃だった。1点を追う1回先頭の打席。カウント2―1から内角低めのスライダーをすくい上げた。打球角度36度、打球速度104・5マイル(約168キロ)、飛距離約119メートルの4号ソロは4戦ぶり、本拠地では今季8試合目にして初めてのアーチとなった。試合後、地元ラジオ局のインタビューに「良かったです。
強烈な「お返し弾」で打線に火をつけた。今季初、メジャー25本目となる先頭弾となったが、1回表にニモに先頭弾を浴びて先取点を許していた。直後の初回、先頭弾でやり返したのはメジャーでは自身初。ロバーツ監督も「翔平が先頭弾を打って同点に追いついたのは大きかった」とたたえたように、大谷の一発の後にもT・ヘルナンデスが3号3ランを放って一気に勝ち越し。効果的に加点した。
約束も果たした。試合前には日本ハム時代の同僚・増井浩俊さん(41)がプライベートで来場。山本ともオリックスで同僚だった縁で、試合前のキャッチボールを終えると、わざわざベンチ裏まで呼び寄せて久々の再会を楽しんだ。共に日本ハムを退団した17年のシーズン終了後以来、約9年ぶりの対面となったが、増井さんは「変わっていないなと思いました。体の大きさとかは大きくなっていますけど、その対応というか、変わらずに昔のままで安心しました」。記念撮影などもして「ホームラン打って」と冗談交じりに言葉をかけると、1打席目から形にして見せた。
10日に日本人新記録を更新した連続試合出塁は「45」に伸びた。チームはベッツが離脱し、スネルやエドマンらが不在の中で30球団唯一の2ケタ勝利となる11勝を挙げて貯金は今季最大の8。けん引している大谷も「一人一人が本当にいいプレーをしていると思う。投打ともに、自分たちのやることをやっていると思うので、それが形になっていると思います」と納得だった。(安藤 宏太)
◆大谷の両軍先頭弾 1回表に敵軍選手が先頭弾を放ち、1回裏に大谷がお返し先頭弾を放ったのはメジャーの試合では初めて。3月14日のWBC準々決勝・ベネズエラ戦(米マイアミ)では、アクーニャ(ブレーブス)が放ち、大谷も放った。24年8月31日のDバックス戦では大谷が1回表に先頭弾を放った後、その裏にキャロルがランニング本塁打した例がある。MLB公式のサラ・ラングス記者によると、両チームが先頭打者本塁打を打った試合は24、25年といずれも2試合ずつあったという。










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