◆関西学生野球春季リーグ戦 ▽第2節 2回戦 同大8―1京大(13日・GOSANDO南港野球場)

 同大が京大に連勝し、勝ち点を挙げた。最速147キロ右腕・内山璃力(りき、2年=仙台育英)が初先発で8回を3安打1失点(自責0)と力投し、リーグ戦初白星を挙げた。

「うれしさ半分と悔しさ半分です」と、意外なセリフが飛び出した。「甲子園で投げたかったので…」。当初は甲子園で10日に1回戦、11日に2回戦が予定されていたが、10日が雨で中止となり、1回戦が11日に。そのため、登板の機会は南港野球場になった。

 新潟出身で高校は宮城で生活したが、大の阪神ファン。大学進学時も関東の強豪校から誘われたが、「関西に憧れがあったので」と同大に進学した。それだけに、甲子園のマウンドの憧れが強かった。「初回は、ばたついて失点したけど、2回以降は立ち直れた」。力のある直球を低めに集め、キレのあるスライダーで8三振を奪った。仙台育英の2年先輩の佐藤悠斗(4年)が4回に同点二塁打を放つなど、2安打2打点でアシスト。佐藤悠は同校の甲子園初優勝時のキャプテンで、内山は「(高校時代は)偉大な感じでしたが、大学に入ったらフレンドリーで、ピンチでも『点を取ってやるから思い切り投げろ』と言われて精神的な支えになっています」と感謝した。

 竹川智之監督は「練習を一生懸命やるので気持ちが強いところがいい。

(大学卒業後も)上で野球をやりたい意思を持っていて、冬に練習を積めた。春先に調子を落としたけど、本当は1戦目の先発を考えていた」と評価した。

 昨年はリーグ戦で8試合に登板したものの、すべて救援登板。高校でも公式戦はすべて「中継ぎでした」という。念願の初先発で踏み出した第一歩。「次は完封してチームを勢いづけたい」。頼もしい存在が同大先発陣に加わった。

編集部おすすめ