上半期の古馬短距離王決定戦は12頭(JRA5頭、南関東5頭、他地区2頭)によって争われ、横山和生騎手が騎乗した2番人気でJRAのロードフォンス(牡6歳、栗東・安田翔伍厩舎、父ロードカナロア)が勝利。最後の直線で早めに抜け出し、初のJpn1タイトルを獲得した。

勝ちタイムは1分25秒3。

 同馬は芝のデビュー戦で8着だったが、ダートに矛先を変えた2戦目で初勝利。重賞初挑戦となった昨年の根岸Sで2着に入ると次戦、名古屋に遠征したかきつばた記念で重賞初勝利。6歳を迎えた今年は根岸Sを勝利後、高知の黒船賞4着、船橋のかしわ記念で3着と惜敗が続いたが、全7勝中6勝を挙げている1400メートルで強敵を退けた。

 1番人気でJRAのウィルソンテソーロ(川田将雅騎手)が追い込んで2着、3着は8番人気で大井所属のイグザルト(矢野貴之騎手)だった。

 安田翔伍調教師(ロードフォンス=1着)「調教助手時代に携わらせていただいたロードカナロアの産駒でJpn1を勝てて、ゴール板を入った時に涙が出ました。1、2月の寒い時期と比べると、ちょっと活発さは足りないかなと感じたが、まだそんなに酷暑にはなっていないので、例年より活気ある動きはできていましたし、返し馬を見てもいい雰囲気でした。ジョッキーにほとんど任せてはいたが、難しいコースではあると思っていたので、この枠を生かしつつ気をつけて乗ってほしいと伝えました。ロードカナロア(産駒)は能力の高さを調教でもレースでも出すが、ロードフォンスは調教ではそんなに目立った動きをしないし、精神面もデリケートなところがあります。それでも競馬ではしっかり走ってくれる。似ているところは毛色と懐っこいところ。例年は秋の始動に備えて、上半期に体力を使いきることを懸念してきたが、今年は勝負に出てもと出走しました。

暑いなか頑張ってくれたので、まずは消耗度合いや回復の程度を見た上でになりますが、海外も選択肢の一つではありますが、考えていきたいです」

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