◆第75回ラジオNIKKEI賞・G3(6月28日、福島競馬場・芝1800メートル、良)

 3歳馬16頭立てで争われたハンデ戦で、2番人気に推された横山武史騎手が手綱を執るハンデ54キロのリッツパーティー(牡、美浦・岩戸孝樹厩舎、父ミッキーロケット)は、3歳1勝クラス勝ちからの重賞初挑戦で、好位から進めたが、伸び切れずに、3着に敗れた。

 横山武史騎手(リッツパーティー=3着)「理想的な枠順で欲しいポジションも取れました。

敗因はいくつか挙げられるのですが、初めての右回りに、最初のコーナーで接触するところもありましたし、馬場が特殊で時計も速すぎました。僕も先生もまだ成長途上という認識なので、そのなかでは悪くはなかったと思います」

 勝ったのは、1番人気でハンデ56キロのサノノグレーター(牡、美浦・尾形和幸厩舎、父グレーターロンドン)。直線で鮮やかに差し切って、皐月賞9着から巻き返し、重賞初制覇を決めた。手綱を執った福島出身の田辺裕信騎手は4週ぶりの実戦で復帰週に即重賞タイトルをつかんだ。昨年9月の落馬で骨折した左足かかとのプレート除去手術を今月上旬に受けていた。勝ち時計は、1分45秒2。98年6月の吾妻小富士オープンでアンブラスモアがマークした1分45秒3を更新するコースレコード(24年にオフトレイルがマークしたレースレコードも同タイム)となった。

 2着は8番人気のディールメーカー(高杉吏麒騎手)だった。

 高杉吏麒騎手(ディールメーカー=2着)「距離延長でしたが、リズムよく走れました。人気馬を相手に頑張ってくれました」

 津村明秀騎手(バドリナート=4着)「外枠でしたが、うまく内めに潜り込めました。後ろで我慢することもできましたし、直線で外を回すのはどうかと思って馬群を割る形にしました。斤量が重いなかで頑張ってくれました。

力はあります」

 石橋修騎手(ガリレア=5着)「返し馬でいいなと思いました。ずっと伸びていたし、力をつけている。調子も良かったです」

 田口貫太騎手(サイモンシャリオ=6着)「3角で内からぶつけられてスムーズさを欠いてしまいました。最後は外から伸びてよく頑張っていました」

 菊沢一樹騎手(ジーネキング=7着)「課題の折り合いはついて、スムーズに運べました。直線は外から伸びるかと思ったのですが、最後に脚いろが一緒になったのは距離の部分かもしれません」

 荻野極騎手(コルテオソレイユ=8着)「リラックスはしていました。4角から直線もスムーズに運べましたが、やや伸びを欠きました」

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