◆Xゲームズ 最終日(5日、千葉・幕張メッセ)

 スケートボード男子ストリート決勝で、16歳の小野寺吟雲(ぎんう、シュガーアンドスパイス)は91・33点をマークし優勝し、6月下旬に米国で行われた第1戦に続き、2連勝を飾った。3位は白井空良(そら、ムラサキスポーツ)が入った。

 4日の同男子ストリート・ベストトリックで3位に入り、勢いをつけて迎えたストリート決勝。1本目の最初に「スイッチ・ヒールフロントサイドノーズスライド」の大技に成功し、ガッツポーズ。91・33点をたたきだし、そのまま逃げ切った。「勝てて最高。どの大会も自分らしく攻めて、楽しみました」と笑みを浮かべた。

 23年の同大会で史上最年少13歳で優勝した逸材。初出場したパリ五輪は大会当日に熱中症になり、本来の力を出せず全体14位と決勝進出を逃したものの、昨年、スケートボードストリートの世界最高峰のプロツアー「ストリートリーグ」の年間王者決定戦を制し、今年2月の同リーグのシドニー大会を制するなど、成長し続け、世界の頂点の階段を確実に上っている。身長も約168センチまで伸び、「背が高くなったことによって、前はレールが最後まで見られなかったですが、今はだいぶよくなった」と成長を実感する。

 28年ロサンゼルス五輪に向け「ただ目の前にある大会に全力で勝つしかない」と冷静。さらに最大の目標に「宇宙でスケボーすることです」とビッグな夢を掲げる。世界最高峰の大会で勢いをつけ、宇宙まで駆け上がるつもりだ。

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