将棋の第74期王座戦挑戦者決定トーナメント準決勝が24日、東京・千駄ヶ谷の将棋会館で行われ、藤井聡太六冠=竜王、名人、王位、棋聖、棋王、王将=が91手で勝利した。24歳初対局を白星で飾った。

 相手は通算成績1勝3敗と苦手にしている丸山忠久九段だったが、形勢は常に優勢を保ち、危なげない勝利。感想戦も30分足らずで終了した。終局後には「早めに工夫したけど、なかなか戦型をつかめないような形になってしまった。銀を寄せて、攻めがつながりそうになった」と振り返った。

 今期の王座戦は、タイトルホルダーだった前期の番勝負で伊藤匠王座=叡王=に2勝3敗で敗れて失冠し、トーナメントから参加。斎藤明日斗六段、佐藤天彦九段に続いて、丸山九段にも勝利した。もう一つの準決勝で勝利した広瀬章人九段との挑戦者決定戦は8月5日に行われる。

編集部おすすめ