女優で歌手の大竹しのぶが、音楽と演劇を融合させたLIVE×ACT「NA・NI・MO・NO」(20~31日、東京・スパイラルホール)に向けて稽古に励んでいる。

 劇中では美輪明宏さん、中島みゆき、藤井風らの約10曲を歌う。

それぞれの楽曲は独立しているが、奏でられたときに一人の女性の人生のように感じられる。大竹は「純粋なライブとも違いますし、一人芝居でもない新しい表現の世界です。そこは、物語があるような、ないような、虚実が入り交じったような不思議な世界で、全ての展開や感情が音楽を軸に紡がれ、語られ、音楽に導かれながら、また一方では、私自身が音楽を導きながら描いていくような世界です」と語る。

 小沢道成氏が構成、演出、美術を手掛ける。大竹は「ある時は、少女になったり、ある時は恋する女性になったり、またある時は、傷ついた女性の姿が立ち上がり、一体それが『何者』なのか…。私自身も、自分の中の『何者か』と向き合いながら、作りあげているところです」と稽古の様子を明かした。試行錯誤の日々で「そんな創作現場は、まるで私の遊び場のようでもあり、本当に楽しいですね」と声を弾ませた。

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