テレビ朝日系「大下容子ワイド!スクランブル」(月~金曜・午前10時25分)は3日、「聖闘士星矢(セイントセイヤ)」や「リングにかけろ」で知られる漫画家の車田正美さん(72)が2日に代表を務める「車田プロダクション」など3社が横領被害に遭ったとして、マネジャーの男性らに計約28億9000万円の損害賠償を求める訴えを東京地裁に起こしたことを報じた。

 訴状によると、3社の取締役だったマネジャーは、経理や対外交渉など事務作業全般を統括。

自身が支配する複数の別会社に対し、車田さんの会社名義の預金口座から無断で送金したほか、取引先からのライセンス料を振り込ませるなどした。

 被害額は2018~24年で計46億8000万円に及んでおり、24年2月ごろに東京国税局からの指摘で発覚。約18億円はすでに回収済みだという。残る約28億円の損害賠償の原告は、個人ではなく作品の著作権や商品化権を管理している3社。

 東京都内で記者会見した車田さんは「私利私欲のために、信じていた者を平気で裏切る人間がいるのだなという、どうしようもないやるせなさです」と憤りを口にし「アニメ、漫画の世界で悪い人間は見たことがないんですよね。50年以上この世界でやっていますけれど。本当に信じられなかった。何で、何でだみたいな。それが正直な気持ち」と裏切られたことへの怒りをあらわにした。

 司会を務める同局の大下容子アナウンサーは車田さんについて「世界中にファンがいるホント人気の作品の漫画家の方でいらっしゃいますので」とし「私も『リングにかけろ』とかもずっと読んでました。本当に安心してその才能を生かす環境に早く戻れるようにと思います」と願っていた。

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