大相撲秋場所7日目(19日、東京・両国国技館)

 西幕下17枚目の行徳(玉ノ井)は、東同12枚目の延原(二子山)を破り、3勝1敗とした。

 立ち合いで相手を受け止めると、前に出続けて一気に押し出した。

「前に出ようと思っていた。勝っても負けても、前に出る。体が大きくないので、下からいく相撲を心がけている」とうなずいた。

 行徳は昨年8月に行われた部屋の夏合宿で、虫刺されによるアレルギー反応により心筋炎の診断を受けた。自己最高位の東幕下14枚目だった秋場所を途中休場して三段目に転落したが、4場所連続の勝ち越しで番付を上げてきた。1年かけて戻ってきた幕下上位。「気持ち的にも楽しい。強い人たちの中で、しっかいり自分の相撲が取れるのかワクワクしている」と目を輝かせている。

 これで5場所連続の勝ち越しに王手をかけたが、「(勝ち越しは)気にせず。勝った相撲も反省点はある」と、満足はない。終盤戦に向け「良い相撲を取っていきたい」、と静かに闘志を燃やした。

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