1992年に26歳の若さで亡くなったシンガー・ソングライターの尾崎豊さんの長男・尾崎裕哉(ひろや)が16日までにインスタグラムを更新。今月7日に74歳で死去した音楽プロデューサー・須藤晃(すどう・あきら)さんを追悼した。

 裕哉は「須藤晃さんの訃報に接し、言葉に尽くせない思いでいます」とつづり、「僕が音楽を志した理由は尾崎豊でしたが、音楽へ進む道を切り開いてくれたのは須藤さんでした。中学生の僕に初めてのギターを持たせてくれて、高校生の僕に曲の作り方を目の前で見せてくれて、大学を出た僕に『尾崎裕哉』として初めてのライブを用意してくれました。音楽の階段を一段上がるたびに、そこには必ず須藤さんがいました」と回顧。

 「音楽業界に導いてくれただけでなく、音楽そのものを好きになるきっかけをくれた恩人です。『尾崎豊の息子』としてだけでなく『尾崎裕哉』として生きる僕の背中を押してくれたように、須藤さんは一人ひとりに寄り添いながら、数多くの人の人生を支えてきた方でした」と感謝した。

 「須藤さんが残してくれた作品と『須藤スピリット』を受け継いで、僕も歌い続けます」と誓い、「本当にありがとうございました。心よりご冥福をお祈りいたします。尾崎裕哉」とつづった。

 須藤さんの公式サイトで15日、「音楽プロデューサー 須藤晃は、2026年10月7日に永眠いたしました。生前賜りましたご厚情に、心より御礼申し上げます」と発表された。尾崎豊さんとは83年のデビューからディレクターを務め、アルバム「十七歳の地図」(83年)からラストアルバム「放熱への証」(92年)まで楽曲制作に携わった。浜田省吾のほか、玉置浩二、橘いずみ、馬場俊英、石崎ひゅーいら多くのアーティストも手掛けた。

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