◆みやこS追い切り(11月4日、栗東トレセン)

 第16回みやこS・G3(8日、京都=1着馬にチャンピオンズCの優先出走権)の追い切りが4日、東西トレセンで行われた。24年の東京ダービー・Jpn1を勝ったラムジェットは、栗東・CWコースでパワフルな脚取りを披露。

松永幹調教師は「しっかりやりました」と仕上がりには納得の様子。同レース以来、約2年5か月ぶりの勝利へ準備は万全だ。

 実績馬の意地を見せる。ラムジェットは栗東・CWコースを単走。道中はリラックスしたフォームでゆったりと運んでいたが、直線に入ると一気に加速した。筋肉質な馬体を揺らしながら、ストライドの大きいパワフルな脚取り。7ハロン98秒0―12秒4をマークし、松永幹調教師は「しっかりやりました。日曜日もやったからね」と納得の様子。1日にも7ハロン97秒5―12秒3と入念に乗り込んでいることを踏まえても、順調さがうかがえた。

 24年の東京ダービーでJpn1を制覇。しかし、それ以降は重賞でも好走はしているものの、勝利からは遠ざかっている。1番人気に推された前走のシリウスSは痛恨の出遅れ。

促して徐々に位置を上げて好位を取りに行ったぶん、直線は伸び脚を欠いて7着だった。それでも指揮官は「いい位置で競馬できたけどね。行きっぷりも良かったよ」と好印象。復活の手応えを得たレースだったようだ。

 京都は3歳時にユニコーンSで重賞初制覇を達成。昨年のみやこSでも前走のコリアC(3着)の後という海外帰りのなか、上がり最速の35秒3の脚を使って4着に入った。「京都コースは合うと思うよ」とトレーナーも期待する。今年は、国内のレースから転戦というローテも好材料。約2年5か月ぶりとなる勝利へ、お膳立ては整った。(木戸 裕也)

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