ところが、年初の補充買いが一巡した後は荷動きも鈍化。
このため、月初から下げ基調だった枝肉相場も中旬以降、下げ足を強め、和牛去勢A4(東京市場)も月初の2,400円台から1月5週目には一時2,200円台にまで落ち込んだ。
2月は需要低迷期であり、需要回復の見通しは乏しく、枝肉相場は各畜種ともに安値横ばいの展開が続きそうだ。輸入牛肉の供給減もあり、ホルスはスソ物中心に堅調とみられるが、交雑種とともにヒレ、ロースなど高級部位の在庫消化が課題となってくる。
〈供給見通し〉
農畜産業振興機構の牛肉需給予測では、2月の出荷頭数は前年同月比1.3%増の7.8万頭で、このうち、和牛が3.5万頭・同3.5%増、交雑種1.9万頭・同8.7%増、乳用種2.4万頭・6.7%減を見込んでいる。年明け以降の枝相場低迷を見越して早出しが進んだとみられ、2月は相場回復の見通しもないことから出荷控えの動きが予想される。ここにきて、まん延防止措置の延長に関する報道が出ており、出荷控えの動きがいっそう強まることで、出荷頭数は予想よりも減少する公算も高い。
また、今回のオミクロン株の感染力が非常に強いため、と畜場やカット場の稼働、トラック物流などへの影響も心配される。機構によると、輸入牛肉はチルドが1.7万t・同3.8%減と予想している。市中在庫は浅いが、それ以上に消費が弱いためひっ迫感はない。ただ、コスト高から、高値相場を維持する見込み。
〈需要見通し〉
不需要期のなかでのまん延防止措置の適用によって、外食需要は再び伸び悩んでおり、業務用関係の引合いは弱い。
仮に、まん延防止措置の解除に向けた雰囲気が出てくれば、下旬にかけて流れの変化も考えられるが、現時点ではその可能性も低そうだ。流通各社では下旬にかけて決算セールが展開されるなか、食品価格に対する生活者の感覚はシビアなため、末端の要望にどれで価格面の対応ができるかがポイントとなってきそう。輸入牛肉がコスト高と海上物流の混乱による不安定な供給事情から量販店も販促を組み難く、和牛・国産牛肉がセールにどこまで食い込むことができるかが注目される。とくに昨年末にかけて外食・ホテル向けに需要が回復していたホルス、交雑種のロイン系アイテムの在庫消化が課題となる。
〈価格見通し〉
2月は例年、需要とともに枝肉相場も低迷する時期。出荷動向や輸入量、新型コロナの感染状況などを勘案すると、和牛の銘柄牛や品質の良いもの、そして供給が少ないホルスは現状の価格を維持するとみられる。だが、それらを除いて全体的に枝肉相場は一段下げの可能性が高いと予想される。部分肉ベースでも、冷凍保管事業や輸出需要を除けば、価格対応による在庫消化の動きなど当面は厳しい状況が続きそう。月間平均相場は、和去A5で2,550円前後、同A4が2,300円前後、同A3が2,050円前後、交雑去勢B3が1,450円前後、B2は1,300円前後、乳去B2が1,000~1,050円程度と予想される。
〈畜産日報2022年2月4日付〉

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