信州ハムの子会社である軽井沢工房(株)は、信州・安曇野産茎わさびを使用した「茎わさび入りソーセージ 」を発売した。
商品名は「軽井沢工房 長野県産豚肉使用茎わさび入りソーセージ」、発売は2023年9月。
軽井沢工房「MIDORI 長野店」、軽井沢駅「軽井沢ステーションショップ」を中心に、9~11月の期間限定で販売する。軽井沢工房は2023年4月に新設され、北陸新幹線「長野駅」「軽井沢駅」に直営店を構えている。
軽井沢工房の製品は、長野県産豚肉を使用し、ドイツの国家資格「食肉マイスター」取得者が監修した「こだわり」のシリーズ。「茎わさび入りソーセージ」は、長野県の「食品産業の活性化支援事業」の一環として実施されている「食と健康ラボ機能形成事業」の取り組みのひとつである「信州フードスペシャリスト育成プログラム」の中で考案した製品を改良し、長野県産「豚肉」、長野県産「茎わさび」を使用し、作り上げた。
本わさびの茎の部分である「茎わさび」を細かく刻みソーセージに練りこむことで、茎わさび特有の爽やかな辛み、シャキッとした食感が楽しめるソーセージとなっている。切ると茎わさびの緑色が表れる。焼くなど、加熱して食べるのがオススメという。
開発担当者は次のように話す。
「長野県を拠点に、地元に誇りを持つ製品の開発に常に取り組んでいる。『信州フードスペシャリスト育成プログラム』でも、この信念を大切にして取り組んだ。
「この素材を使用した製品が高い評価を受けたため、その後の改良作業を経て、長野県産豚肉を使用した製品を生み出すことに成功した。これを『軽井沢工房シリーズ』として、自信を持って提供したい」
「わさびは通常、和食のイメージが強いかもしれないが、その爽やかで独特の辛みは、お肉との組み合わせでも素晴らしい味わいを楽しんでもらえると思う。長野県を広く知ってもらうことを期待して、長野県への誇りと、長野県の食材の魅力を最大限に活かした製品の開発に、これからも取り組んでいきたい」。
〈畜産日報2023年9月5日付〉









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