カゴメとポッカサッポロフード&ビバレッジは5月31日、「カゴメトマトジュース」と「キレートレモン」をかけ合わせた飲み方「キレトマ」の普及を目的に、6月から本格的に販売促進を開始すると発表した。
「キレトマ」は、レモンの爽快な酸味とトマトのさらっとした味わいが楽しめるドリンクだ。
そして、2024年6月からは、新たに「キレトマ」のおすすめ比率(1:1)を示したPOPを店頭に設置し、飲用を促していくという。さらに、SNSでのキャンペーンも内容を新たに展開し、より多くの顧客に広めていく考えだ。
両社の共同企画は、サウナが注目を集める昨今、サウナ後の水分補給やリフレッシュのための「サウナドリンク」に対する関心が高まっていることに着目したという。「サウナドリンク」は、何かと何かを混ぜて、よりおいしく飲もうとする文化があるという。その中でカゴメの社員が、SNSで“サウナ後に「トマトジュース」と「キレートレモン」を合わせて飲むとさっぱりしておいしい”という投稿を目にし、実際に試したところ社内で評判が高かったため、ポッカサッポロに声をかけたことがきっかけだったという。
両社は共同企画の説明&試飲会を5月31日に開催し、ポッカサッポロフード&ビバレッジ社マーケティング本部の室晃司担当部長は、次のように語る。「“キレトマ”の訴求により、両社ともに自社商品だけでは獲得できなかった新しいお客様がどんどん流入してファンになっていただいたという成功事例が積み重なってきた。そこで、今年は6月から“キレトマ”をいよいよ本格展開する。スーパーでの共同販促も昨年比で1.6倍のスケールで実施する。いっそう発信を強化していきたい」。
カゴメ社マーケティング本部の北村俊介主任は、「ポッカサッポロ社とともに“キレトマ”の訴求を行ってきた。これまではメニュー名を訴求していたが、今年からおすすめの飲み方は1:1の割合だということをお客様にお伝えし、よりわかりやすくしていく。トマトとレモンはもともと相性が良い。レモンの爽やかな香りとトマトのふんわりした甘みがちょうどいいバランスの飲み方だと思う」とした。
どちらの商品も風呂上りに飲まれることの多いという特徴がある。両社は「キレトマ」でさらなるユーザー拡大とファン拡大を目指す考えだ。









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