キリンホールディングスは、“人がやらなくてよい仕事”をAIに代替させて生産性を高めて価値創造に直結する時間を創出することを目指し、5月からキリングループの生成AIツール「BuddyAI」を国内従業員約1万5,000人に展開拡大する。
今後は、各部門(マーケティング・営業・研究開発など)において、それぞれの職種ニーズに応じた機能を「BuddyAI」に追加搭載していくことで、さらなる業務効率化と価値創造を支援する。
この取り組みによる全体での時間創出は年間で約31万時間を見込む。
同社は、2024年11月にマーケティング部門の従業員約400名を対象に「BuddyAI for Marketing」を先行導入。当初は、年間で約2万9,000時間の時間創出を見込んでいたが、機能改良やユーザー教育が進んだ結果、当初想定を上回る約3万9,000時間の時間創出効果が得られる見込みだという。
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