吉野家、初の麺メニュー「牛玉スタミナまぜそば」7月4日に発売/別添「にんにくマシマシだれ」でピリ辛･パンチのある味わいに

吉野家は、初の麺メニュー「牛玉スタミナまぜそば」(店内税込767円、テイクアウト税込753円)を、7月4日11時から全国の店舗で発売する。

麺料理は外国人観光客にも人気があることから、125周年を迎える吉野家で初めて販売するという。8月末までの夏限定で提供する。期間販売数の目標は200万食。
吉野家「牛玉スタミナまぜそば」7月4日から販売開始

〈吉野家初の麺商品「牛玉スタミナまぜそば」〉

「牛玉スタミナまぜそば」は、暑い時期でも食べやすいよう、さっぱりとしながら、食べ応えのある味わいに仕上げた。ツルツルとした麺にコクのある特製たれをかけ、吉野家秘伝のたれで煮込んだ「牛煮肉」と玉ねぎ、青ねぎ、天かす、玉子をのせた。別添のにんにくマシマシだれを入れると、ピリ辛で食欲をそそる、パンチのある味わいが楽しめる。
吉野家「牛玉スタミナまぜそば」別添のにんにくマシマシだれを入れてあえる
また、卓上の紅生姜をのせたり、サイドメニューの「キムチ」「ねぎラー油」「肉だく(牛小鉢)」「とろろ」などをトッピングし、自分好みの味を探すのもおすすめだという。
吉野家「牛玉スタミナまぜそば」紅生姜やサイドメニューで味変も

〈成瀨新社長「吉野家の新たな挑戦を感じていただける商品」〉

吉野家ホールディングスは6月25日に吉野家「新商品・新CM発表会」を開催し、5月27日付で同社の代表取締役社長に就任した成瀨哲也氏が登壇した。成瀨社長は、新メニュー「牛玉スタミナまぜそば」の商品開発には約半年の期間を要し、特に苦労した部分は、同品のために開発した特製たれの調整と麺の品質の2点だとした。

特製たれは、味の濃さや粘度にこだわり、さっぱりとしながらコクのある、毎日食べても飽きない味に仕上げた。また、つるつる、もちもちとした状態の麺を提供できるよう、麺の品質にこだわった。今回初めて吉野家の店舗で麺を調理するため、現場とともに調理工程の試行錯誤を繰り返したという。「牛丼の吉野家の新しい挑戦を、本気を詰め込んだ渾身の自信作だ」(成瀨社長)。

成瀨社長は、大学在学中に吉野家でアルバイトを始め、その後入社し、吉野家での店長･エリアマネージャーを経て、新業態･カレーうどん専門店「千吉」の開発、「はなまるうどん」の代表取締役などを経験してきた。また、現在も吉野家ホールディングスの海外事業の責任者を務めており、主に中国と東南アジアのマーケットや現地の食文化、味付けにも精通しているという。

「昨今増えているインバウンドの方の食の好みも理解している。インバウンド向けメニューの開発など、お客様に喜んでいただけるような新しいことへ挑戦していく」と自信を見せる。

「インバウンドや女性、ファミリーなど、新たな客層の獲得に向けて、今後とも『挑戦』をキーワードに、商品開発を進める。私たちは、『うまい、やすい、はやい』という普遍的な価値観を大切にしながら、客数獲得に向けて、新しいことへ恐れず挑戦し続けることで、これまでも、そしてこれからも皆様のそばにあり続けたい」と話した。
吉野家、成瀨哲也新社長

〈新テレビCM『牛玉スタミナまぜそば 渾身の自信作篇』〉

発売にあわせて、7月5日から藤田ニコルさんが出演するテレビCM『牛玉スタミナまぜそば　渾身の自信作篇』を全国で放映開始する。藤田ニコルさんは、2022年からCMキャラクターを務めている。今回の新CMでは、吉野家初となる麺メニューの「牛玉スタミナまぜそば」に驚きと衝撃を受ける表情、その後にんにくマシマシだれを入れてワクワクしている表情や麺を豪快にすすって美味しさを実感する様子に注目だという。
吉野家新CM『牛玉スタミナまぜそば 渾身の自信作篇』 吉野家「新商品・新CM発表会」成瀨新社長(右)、藤田ニコルさん(左)