セブン-イレブン・ジャパンは7月29日から、「辛さの中の旨味」をテーマにしたフェア「真夏のグルメ旨辛界隈」を開催している。都内で同日、発表会を行い、商品本部米飯・麺類部の佐藤達也シニアマーチャンダイザーと、タレントの鈴木亜美さんが登壇した。


フェアでは、第1弾の15商品を7月29日~8月11日、第2弾の6商品を8月4日~11日に販売する。合計7カテゴリー21品目で、有名店監修によるメニューもそろえる。

同社による暑い夏に関する意識調査では、夏バテや熱中症への不安が高まり、対策として辛い食事が注目されているという。

辛いグルメは、1980年代の激辛カップ麺、1990年代のタイ・韓国料理の浸透、2000年代の激辛ポテトスナックや「蒙古タンメン中本」のような辛いラーメンの専門店が人気になりエンタメ化した。その後、スパイス系やシビレ系など、辛さの多様化が進んでいる。

長い夏の影響で味のニーズも変化し、「辛さの中にある旨味」が求められていると分析する。

商品では、南インドカレーの名店・エリックサウス監修「あいがけスパイスカレー」(税込753円)や、銀座デリー監修「カシミールカレー」(税込645円)などをラインアップ。前者はターメリックライスに、チキンカレーとマイルドなバターチキンカレーを盛り付けた二種盛り仕様で、後者は同店の看板メニューである激辛チキンカレーを再現している。
セブンイレブン、「真夏のグルメ旨辛界隈」発表会 旨辛グルメ21品を展開、有名店監修メニューも
新商品の「ちゅるもち幅広春雨風麺冷し麻辣湯麺」(左上)などを展開
新商品の「ちゅるもち幅広春雨風麺冷し麻辣湯麺」(左上)などを展開
また、最近注目されつつある中華系の新商品として、「ちゅるもち幅広春雨風麺冷し麻辣湯麺」(税込626円)、「水煮牛肉 牛肉の四川風唐辛子煮込み」(税込699円)の2品も展開。同社の調査によると、本格中華は特に20~30代の女性から支持が高く、「麻辣湯麺」は過去に20代女性の麺類カテゴリーで売上1位となった実績もある。

そのほか、「中華だしの旨味引き立つ麻婆丼」(税込537円)などの定番商品もそろえる。
セブンイレブン、「真夏のグルメ旨辛界隈」発表会 旨辛グルメ21品を展開、有名店監修メニューも
(左から)佐藤達也シニアマーチャンダイザーと鈴木亜美さん
(左から)佐藤達也シニアマーチャンダイザーと鈴木亜美さん
佐藤氏は「麻辣湯麺のような商品で若年層にリーチできると考えた。
さまざまなお客様を対象に、辛さが控えめのものから激辛まで、幅広くラインアップした」と語った。

また、セブン-イレブンアプリ会員を対象に、各商品に使える20円引きクーポンの配信も実施し、リピート購入を促す。
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