◆「RINKU FOOD PARK(りんくうフードパーク)」7月30日開業


焼肉坂井ホールディングス(名古屋市北区、髙橋仁志社長)のグループ会社であるタケモトフーズ(大阪市北区、永野義和社長)は7月30日、「りんくうプレミアム・アウトレット」(大阪府泉佐野市)内にフードコート「RINKU FOOD PARK」を開業する。

2000年から同地にフードコート「ワールドグルメジャンクション」を運営していた。このほど、開業から25年を経て時代の需要を反映させたフードコート「RINKU FOOD PARK」の全面リニューアルを行った。
関西国際空港からも程近い場所にあり、インバウンドウや観光客をさらに取り込みたい狙いに加え、地元の人にも楽しんでもらえる8店を揃えた。

同フードコートのみで展開する「チャースルトンクレープ」「肉屋さんの専門店 京都サカイ」「らーめん おおきに」「たこ焼き道場 花月」の新業態4店に加え、同社が運営するコンテンツの中からフードコートで人気の「洋メシ おむらいす亭」「韓メシ・韓スイーツ アンニョン」「博多天麩羅 あげてんや」のほか、フードコート初出店となる「壁の穴」をラインナップした。

「りんくうプレミアム・アウトレット」は、アメリカのチャールストンの街並みをモデルに作られていることから、フードコートの入り口付近に「チャースルトンクレープ」を展開している。
りんくうプレミアム・アウトレットのフードコートを25年ぶり全面リニューアル
「チャールストンクレープ」の看板メニュー「トロピカルチャールストンクレープ」
「チャールストンクレープ」の看板メニュー「トロピカルチャールストンクレープ」
「チャースルトンクレープ」では、店の名を冠した看板メニュー「トロピカルチャールストンクレープ」や、通常よりもクレープ生地を長めに焼くことでサクサクの食感に仕上げた期間限定メニュー「ドバイチョコレートクレープ」のほか、ソフトクリームやタピオカドリンクなどを提供する。
りんくうプレミアム・アウトレットのフードコートを25年ぶり全面リニューアル
フードコートのための新業態店「肉屋さんの専門店 京都サカイ」
フードコートのための新業態店「肉屋さんの専門店 京都サカイ」
「肉屋さんの専門店 京都サカイ」では北海道産ビーフを100%使用した「りんくうハンバーグ定食」など、同フードコート用に考案した「肉定食」を展開する。

◆「壁の穴」がフードコート初出店

りんくうプレミアム・アウトレットのフードコートを25年ぶり全面リニューアル
スパゲッティ「壁の穴」がフードコート初出店
スパゲッティ「壁の穴」がフードコート初出店
フードコート初出店となる「壁の穴」では、既存の店よりも提供時間を早く、提供後もめんが伸びづらくなる工夫をした。既存店では1・8㎜の表面がざらざらとしたパスタを使用しているが、同店では1・6㎜で表面がツルツルとしたものを使用している。また、ピザ生地の発酵器を導入し、オペレーションを簡素化させたことで、フードコートでのスムーズな提供と本格的な店の味の再現が可能になった。
りんくうプレミアム・アウトレットのフードコートを25年ぶり全面リニューアル
「RINKU FOODPARK」を運営するタケモトフーズの長野義和社長
「RINKU FOODPARK」を運営するタケモトフーズの長野義和社長
永野社長は「ランチタイム以外でもちょっとした休憩としても利用してもらえるよう、各店でスイーツやスナック類の軽食メニューを揃えた。リニューアルにより客数も年商も倍になるよう目標を立てている。またフードコートブランドとして『フードパーク』を全国に拡大していきたい」と話した。

【施設概要】

▽所在地=大阪府泉佐野市りんくう往来南3‐28 りんくうプレミアム・アウトレット メインサイドエリア1階1700

▽営業時間=午前10時から午後8時(オーダーストップは午後7時45分)

▽席数=513席

▽客単価=1200~1500円

▽目標年商=7億円
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