ファミリーマートは8月5日から、「お値段そのままデカくてうまい!! ざっくり40%増量作戦」を全国の店舗で開始した。この企画は2021年の創立40周年を記念してスタートしたキャンペーンで、現在ブームであるコンビニの増量企画の先駆けとされている。


都内で同日、発表会を行い、商品企画部の阿部大地氏が説明した。

昨今、消費者物価指数が上がり続け、実質賃金は低下傾向にあり、お得さを楽しむ顧客が増加しているという背景の元、全14種類をすべて価格据え置きで内容量を“ざっくり40%”増量し、商品を週替わりで販売する。昨年、増量商品は、通常商品より3倍の売り上げを記録したという。
ファミリーマート、「お値段そのままデカくてうまい!! ざっくり40%増量作戦」を全店で開始、新商品など紹介
ファミリーマート40%増量作戦 女性に人気のサラダなど
ファミリーマート40%増量作戦 女性に人気のサラダなど
今年の商品は対象顧客を広げ、「たんぱく質が摂れる!ローストチキンのパスタサラダ」(税込398円)や「天使のチーズケーキ」(税込248円)などを展開。
ファミリーマート、「お値段そのままデカくてうまい!! ざっくり40%増量作戦」を全店で開始、新商品など紹介
ファミリーマート40%増量作戦 「たべる牧場ミルク」など人気のスイーツ
ファミリーマート40%増量作戦 「たべる牧場ミルク」など人気のスイーツ
さらに、看板商品の「ファミチキ(骨なし)」(税込240円)やこれまで好評だった「食べる牧場ミルク」(税込248円)も販売する。

定番商品としては、「スパイス香る!ロースかつカレー」(税込599円)など、人が集まる機会も多い時期にシェアしやすい商品も揃えた。

初めてファミマオンラインでも実施し、人気商品7品を40%増量対象とする。来店しない顧客にもわかりやすい商品とし、好調なオンラインをより伸ばしたいという狙いがある。

SNSでは、投稿へのリプライにより、抽選で5名にジャングリア沖縄1Dayチケットなどが当たるキャンペーンも実施する。

売り上げは毎年伸長しており、今年の目標は、前年対比売上げ110%増加を見込む。

同社では、「大谷選手ファミマおむすび割」や備蓄米使用の100円引きの弁当など、様々な「オトク」を意識した企画を行っている。
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