◆北海道は14%減、東日本は前年並み、西日本は36%増、九州は24%増を計画
JA全農と全集連(全国主食集荷協同組合連合会)はこのほど、令和7年産国産大豆の生産計画と集荷見込み数量をまとめ、農水省に報告した。それによれば、JA全農と全集連を合わせた7年産作付面積は、前年実績から8%減の12万688haとなっている。
これに予想平均単収を当てはめた集荷予定数量は、前年並みの19万1,306tとなっている(JA全農と全集連の作付面積)。
JA全農の生産計画によれば、作付面積について、北海道は3%減、東日本は10%減、西日本は9%減、九州は13%減を計画している。
集荷見込み数量は、北海道は14%減、東日本は前年並み、西日本は36%増、九州は24%増を計画する。
◆とよまさり13%減、フクユタカは16%増に-JA全農主要品種作付

JA全農 令和7産度主要品種の生産計画
また、生産計画におけるJA全農の主要品種の作付面積と集荷見込み数量は、表の通りとなっている(作付け上位10品種)。
作付面積は、ユキシズカは2%増、ちくしB5号は19%増を見込む。フクユタカとミヤギシロメは前年並み。そのほかは前年を下回り、とよまさりは4%減、里のほほえみは7%減、リュウホウは15%減などとなっている。
集荷見込み数量は、とよまさりが13%減、ユキシズカは14%減、リュウホウが9%減となった。一方、フクユタカは16%増、ちくしB5号は30%増。里のほほえみとおおすずは作付面積は減ったものの、それぞれ15%増、27%増となった。
〈大豆油糧日報 8月19日付〉
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