ネスレ日本は8月19日から12月18日まで、「ネスカフェ 睡眠カフェ×TOTONEでコーヒーナップ」をネスカフェ原宿(東京都渋谷区)で開催している。トヨタ自動車が開発した戦略的仮眠ツール「TOTONE」を期間限定で設置し、カフェインを含むコーヒーを飲んでから短い仮眠を行う「コーヒーナップ」を共同で提案するイベントだ。
「TOTONE」とは、トヨタ自動車が自動車で培ってきた快適空間を設計する技術や居眠り運転を防止する技術等を応用し開発した戦略的仮眠ツール。心地よい空間・シートに加え、エアクッション、シートヒーター、光や音を組み合わせて快適な入眠・睡眠・目覚めをサポートする機能を備えている。
期間中、「ネスカフェ 睡眠カフェin原宿」の専用サイトから「TOTONE」を体験できるコースを予約できる。店舗では提供される「ネスカフェ」のコーヒー1杯を飲み、体験席で30分のリラックスタイムを過ごす。利用料金は税込825円。

「きなこのブランマンジェとコーヒーゼリー」
また、同コースの利用者限定で必須アミノ酸の一種であるトリプトファンを約78mg含む「きなこのブランマンジェとコーヒーゼリー」(税込650円)を注文することができる。

(左から)岩渕シニアブランドマネジャー、トヨタ自動車先進モビリティシステム開発部加藤彩綾氏
ネスレ日本飲料事業本部レギュラーソリュブルコーヒー&液体飲料ビジネス部の岩渕聡シニアブランドマネジャーは、8月19日のメディア発表会で次のように語った。「カフェインを含むコーヒーを飲んでから仮眠をとる『コーヒーナップ』をより多くの方に知っていただきたいと思い、戦略的仮眠ツール『TOTONE』を持つトヨタ自動車に声をかけコラボレーションに至った」。
また、コーヒーの楽しみ方については、「カフェインの含有量の異なる3種類の『ネスカフェ ゴールドブレンド』を、自分のライフスタイルやシーンに合わせて楽しんでもらいたい」とした。
メディア発表会には、広島大学大学院人間社会科学研究科人間総合科学プログラムの林光緒教授も登壇し、睡眠について解説した。林教授は仮眠について、「長さと深さが重要で、15~20分程度の軽睡眠期と呼ばれる状態であることが望ましい。カフェインはコーヒーを飲んでから20分程度で吸収されるので、仮眠前に飲むとすっきりとした目覚めを期待できる」と語った。
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