日本コカ・コーラは、長期化する暑熱下における適切な水分補給の重要性を伝える活動を行っている。8月21日には、都内で水分補給啓発イベントを開催し、専門家の解説や飲料のサンプリングを実施した。


日本コカ・コーラは、年間を通じた水分補給を推奨する合言葉「ハイドレ365」を掲げ、「気づかないうちに水分不足になる『かくれ脱水』の撲滅」を目指すプロジェクトを展開している。同社マーケティング本部スポーツ事業部の高木直樹シニアディレクターは「暑い時期の水分補給に焦点を置いた啓発を一段と推進し、生活者の健やかな日々を支えていきたい」と述べた。

また、登壇した臨床教育開発推進機構理事/医師の三宅康史氏によると、飲み水として成人が1日に目安とする量は約1.2Lであり、夏場はそれ以上の補給を意識することが重要であると話した。

会場には1か月分約36L(500ml×72本)を積み上げた「ペットボトルタワー」を設置し、必要量を視覚的に提示した。

「ハイドレ365」イメージキャラクターの藤本美貴さんは浴衣姿で登場し、家庭で実践している暑さ対策として首元を冷やすグッズの携行と、家族で声を掛け合う「ごくごくタイム」を紹介。
日本コカ・コーラが水分補給啓発イベント、「ハイドレ365」で“かくれ脱水”対策を訴求
当日は藤本さんが手渡しでサンプリングを行った
当日は藤本さんが手渡しでサンプリングを行った
「特に子どもは水分補給を忘れることが多いので、こまめに声かけするようにしている」「1L程度は飲んでいるつもりだったが、より意識的に増やしたい。暑さが続く中で水分補給の大切さを多くの人に知ってほしい」と述べた。

同社は今後も店頭キャンペーンやイベントを通じ、季節や生活シーンに応じた具体的な水分補給行動の定着を後押ししていく方針だ。
編集部おすすめ