カバヤ食品は8月26日、「塩分チャージ タブレッツ」のロゴが特許庁により商標登録認定を受けたと発表した。熱中症対策ニーズの高まりを背景に、同ブランドは過去10年で売上が5倍以上に拡大し、市場シェアNo.1へ成長。
今回の認定を起点に、ブランドの社会的責任と価値、独自性の信頼性を高め、知的財産の保護を一段と強化する。

「塩分チャージタブレッツ」シリーズ
「塩分チャージ タブレッツ」は、携帯しやすく手軽に摂れる清涼菓子として、猛暑期の外出・運動・屋外労働など多様な場面で支持を広げてきた。機能訴求や見た目が似通う商品が増える中で、ロゴの商標登録により棚前やECでの識別性を確保し、便乗的な表示・模倣を抑止する狙いがある。パッケージや販促物の表現を統一し、生活者にとっての判別のしやすさ、流通にとっての取り扱いの安心感を高める。
同社は今回のロゴ保護を“第一歩”と位置づけ、将来的には「塩分チャージ」の文字商標認定も目指す方針を示した。ブランド名そのものの保護範囲を拡張することで、「塩分チャージと言えばカバヤ」という連想・認知の定着を図る。
「塩分」「チャージ」といった一般語句が広く使われる売場であるため、ロゴ保護により棚前やECでの出所の明確化と識別性の担保を図る狙いだ。
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