デリバリーサービス「Wolt(ウォルト)」が9月2日、デリバリー商品価格を店頭価格と同じにする「デリバリーなのに店頭価格」の取り組みを港区・新宿区・渋谷、北海道旭川エリアでも開始した。東京での導入は今回が初めて。
対象エリア内の取り組みに賛同している対象店舗のみに限り、店頭価格+配送料+サービス料で注文が可能になる。これにより、従来のデリバリー商品よりも数百円程度安くなる場合が多い。

Woltデリバリーなのに店頭価格
一般的に、デリバリーサービスでの商品価格は店頭価格よりも高く設定されている。これはデリバリーサービスに付随する店舗側のコストが上乗せされることが慣習となっているためだが、海外ではデリバリー価格と店頭価格は同価格であることが一般的。Woltは、趣旨に賛同する店舗の協力を募り、デリバリー価格と店頭価格を同価格で提供する店舗を増やす取り組みを進めている。
〈港区・新宿区・渋谷区での対象店舗は約360店舗〉
2025年9月2日時点で、港区・新宿区・渋谷区での対象店舗数は約360店舗。対象店舗の例には以下の店舗がある。
◆シェイクシャック(都内8店舗)
◆韓国家庭料理元祖ソナム 恵比寿店(渋谷区恵比寿)
◆なぜ蕎麦にラー油を入れるのか。渋谷店(渋谷区渋谷)
◆ぼてぢゅう 新宿サブナード店(新宿区歌舞伎町)
◆COCOチキン(新宿区高田馬場)
「デリバリーなのに店頭価格」はこれまで、仙台市エリア、広島市エリア、盛岡エリア、青森県一部エリア、北海道一部エリアなどで導入されていたが、東京エリアで導入されるのは今回が初めて。
Woltは、「今後も地域の店舗と協力し、地域の皆様の日々の生活がより過ごしやすくなる取り組みを進めてまいります」としている。
■Wolt Japan 公式サイト
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