PRTIMESは9月30日、「おいしい博覧会 2025秋冬」を都内のホテルで開催した。

5回目となる今回、テーマは「2025年ヒットした商品&2026年注力新商品」「秋冬におすすめしたい○○グルメ」「ロングセラーブランド」「さかな展」の4つで、食品メーカー13社、1自治体、2庁が出展した。

〈多様嗜好にフィットする“あの味”に注目〉


栄養士・トレンドウォッチャーの藤原奈津子さんが注目しているのは、新次元美味である“あの味(あのあじ)”だという。

味以外に美味しさを決定付ける要素である「食感」や「香り」が個性としてデザインされた製品は、インパクトが大きく印象にも残りやすい。そんな新次元の美味しさのあり方が“あの味が食べたい”気持ちを加速させ、指名買いにつながる。いわばグルメでの推し活のように、自身の推し味である個々の食体験に応える製品が、今後グルメトレンドをリードしていくのではないかとみている。

各社の製品開発への職人的こだわりや、マーケティング要素が生み出す「食体感」は、実際に製品を食べる前後も含めた食全体の体験として記憶に残る。コアなファンのリピートが多い製品は追体験させる強さ、ロングセラー製品は時間を超えて味の記憶を保つ強さがある。
PR TIMES主催「おいしい博覧会 2025秋冬」/『多様嗜好にフィットする“あの味”』に注目
PRTIMES「おいしい博覧会」出展商品
PRTIMES「おいしい博覧会」出展商品

◆「2025年ヒットした商品&2026年注力新商品」


「2025年ヒットした商品&2026年注力新商品」では、6社が出展した。

エスビー食品では、15周年を迎えた「SPICE&HERB シーズニング」から「SPICE&HERB シーズニング韓国風チーズポテト」など新製品4品と、リフレッシュ品38品を8月11日より発売している。

カゴメでは、「アーモンド・ブリーズ 濃厚アーモンドミルク」を10月14日より発売する。カリフォルニア産アーモンドのペースト量を既存品の1.3倍に増量した、濃厚な味わいだという。

キーコーヒーでは、家庭用コーヒーブランド「KEY DOORS+」から、“最短10秒!手軽に楽しめるレギュラーコーヒー”をコンセプトとした簡易抽出型コーヒー『KEY DOORS+ JET BREW』を9月1日より、新発売している。カップにセットしてお湯を注ぎ、取っ手を持って上下に振ることで、コーヒーの粉全体にお湯が浸透し、最短10秒からレギュラーコーヒーが楽しめる。

霧島酒造は、28周年を迎えたロングセラーブランド『黒霧島』に加え、「これまでにない焼酎をつくりたい」という想いのもと生まれた、『KIRISHIMA No.8』を展開する。

森永乳業では、ラクトフェリン配合の「森永ラクトフェリン200ドリンクタイプ」を10月7日より発売し、秋冬の毎日の体調管理に飲むことを提案する。

◆「ロングセラーブランド」


ロングセラーブランドでは4社が出展し、長きにわたって選ばれ続けている製品の魅力を再発見するために、ブランドの変遷、新たな挑戦などを改めて紹介した。

ポッカサッポロフード&ビバレッジは、2002年の発売から続く「じっくりコトコトこんがりパン」ブランドより、パンが主役の「超盛」シリーズを展開している。2025年8月25日からコトコトこんがりパン 超盛 燻製香じゃがいもポタージュ」、パイ具材を使った「じっくりコトコト BISTRO 仕立て デミグラススープ」も新発売している。

◆「さかな展」


「さかな展」では、11月の「さかなの日」強化月間に向けて、水産業の縮小や不漁などによる価格の高騰など課題解決のための商品・プロジェクトを発信した。

キユーピーは8月1日より、「キユーピー3分クッキング鮭のアクアパッツァの素3種のハーブ&ガーリック」などを発売している。魚介類消費の減少が進む中、家庭での魚料理のハードルを下げ、健康的な食生活を提案する。
PR TIMES主催「おいしい博覧会 2025秋冬」/『多様嗜好にフィットする“あの味”』に注目
PRTIMES「おいしい博覧会」 秋冬におすすめしたい〇〇グルメ
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