ファミリーマートは、2026年の恵方巻商戦で恵方巻7種類・スイーツ4種類の計11種類を投入する。既に2025年12月19日から予約を受け付けている。
2026年の恵方巻は、江戸前寿司の名店「銀座おのでら」と焼肉の名店「焼肉トラジ監修」の監修商品や、人気オンラインゲーム「刀剣乱舞ONLINE」コラボ商品と高付加価値商品を投入する。

東京・芝浦の本社で1月8日、商品発表会を開催し、商品本部木内智朗デリカ食品部長が概要を説明した。今年の恵方巻戦略として、手軽に節分を楽しみたいニーズに応える「幅広い価格帯で選べるバリエーション」と「特別感・贅沢感などの多様性」に対応する。

市場環境として、2025年は食品メーカーの値上げ要因の9割が原材料高であることに加えて、物流費と人件費も前年から大幅増となった。調査会社のアンケートでは、恵方巻1本あたりの予算は500円~1,000円未満が最多で、9割の人が「お手軽~ちょっと贅沢」と考えていることがわかった。同社の2025年販売傾向としては、「単品買い派」と食べ比べを楽しむ「複数買い派」の需要が同程度となった。

定番商品は、物価が高騰する中でも価格据え置きを実施し、高付加価値商品も平均価格を前年より下げ、メリハリ消費と価格に対応したラインナップを揃えた。

高価格帯として、「銀座おのでら監修 特製恵方巻」(税込1,100円)と「焼肉トラジ監修 牛焼肉恵方巻」(税込1,050円)を展開する。一方、昨年の監修商品「海鮮恵方巻」を、今年は海鮮を減らした商品としたことで、監修2商品の平均価格を前年より115円下げ、求めやすさも意識した。

会場ではONODERAフードサービス統括総料理長の坂上暁史氏とトラジ取締役開発本部長の土田和彦氏が登場し、こだわりや苦労した点について説明した。
ファミリーマート 恵方巻7種類・スイーツ4種類展開、高価格帯は「銀座おのでら」と「焼肉トラジ」監修、定番品は価格据え置き
右から坂上氏・木内部長・土田氏
右から坂上氏・木内部長・土田氏
「銀座おのでら監修 特製恵方巻」は赤酢を使った赤シャリの旨味が特徴で、甘じょっぱいたれで和えた穴子や海老、玉子焼などの具材を巻き、素材の調和がとれた上品な味わいに仕立てたという。巻の半分に「甘酢生姜の胡麻和え」を食感のアクセントに加えている。


「焼肉トラジ監修 牛焼肉恵方巻」は、アンガス牛のカルビの部位2種を使用し、「焼肉トラジ」のたれの味を再現した、肉の旨味を存分に味わえる味付けにした。隠し味の昆布だしを加えたキムチを加えたこともポイントだという。
ファミリーマート 恵方巻7種類・スイーツ4種類展開、高価格帯は「銀座おのでら」と「焼肉トラジ」監修、定番品は価格据え置き
「焼肉トラジ監修 牛焼肉恵方巻」(税込1,050円)
「焼肉トラジ監修 牛焼肉恵方巻」(税込1,050円)
中・高価格帯商品として、新たに「2種の恵方巻(恵方巻・海鮮恵方巻)」(税込1,050円)も投入して、恵方巻食べ比べやパーティー需要のニーズに応える。
ファミリーマート 恵方巻7種類・スイーツ4種類展開、高価格帯は「銀座おのでら」と「焼肉トラジ」監修、定番品は価格据え置き
「2種の恵方巻(恵方巻・海鮮恵方巻)」(税込1,050円)
「2種の恵方巻(恵方巻・海鮮恵方巻)」(税込1,050円)
前年好評だった定番商品はリニューアルを行った。「海鮮恵方巻」(税込600円)は具材に数の子をプラスして6種に増やし、前年同価格を維持した。手巻き海苔に変更することで海苔のパリッとした食感を味わえる。「恵方巻」(税込598円)は高野豆腐を加えて旨味をアップさせ、500円台の売価を維持した。「サラダ恵方巻」(税込498円)は、ツナと海老の使用量を増やして満足度のある商品とした。
ファミリーマート 恵方巻7種類・スイーツ4種類展開、高価格帯は「銀座おのでら」と「焼肉トラジ」監修、定番品は価格据え置き
「恵方巻」(税込598円)
「恵方巻」(税込598円)
これらに加え、予約販売限定で人気ゲーム「刀剣乱舞ONLINE」とコラボした「刀剣乱舞ONLINE」鶴丸国永の恵方巻」(税込2,000円)を発売。キャラクターをイメージした「白」を基調とする食材で表現した恵方巻を特製デザインボックスに入れ、恵方包み(小ふろしき)と巾着袋をセットにしている。
ファミリーマート 恵方巻7種類・スイーツ4種類展開、高価格帯は「銀座おのでら」と「焼肉トラジ」監修、定番品は価格据え置き
「刀剣乱舞ONLINE」鶴丸国永の恵方巻」(税込2,000円)
「刀剣乱舞ONLINE」鶴丸国永の恵方巻」(税込2,000円)
予約特典の拡充による予約獲得強化も図る。受け取り期間を昨年より1日延長し、1月31日から2月3日の4日間から選択可とした。
販売推奨期間が近づいた商品には値引きも適用する。

木内部長は「昨年は予約購入が45%程だったが、前年より大幅に廃棄ロス減少につながった。今年は予約比率向上を図り、5割超としたい。平日の節分ということもあり、前年より1割売上げ増加を目指す」と説明した。
ファミリーマート 恵方巻7種類・スイーツ4種類展開、高価格帯は「銀座おのでら」と「焼肉トラジ」監修、定番品は価格据え置き
節分チョコバナナクレープなども展開する
節分チョコバナナクレープなども展開する
オンライン予約特典は、早期予約特典とあわせて2品購入毎に最大300円相当お買い得になるなどのキャンペーンを実施する。
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