〈米飯では25周年の主力「本格炒め炒飯」刷新に加え価格対応商品も投入〉
ニチレイフーズは1月9日、2026年春季新商品・リニューアル品、計84品を発表した。同日オンラインで新商品発表会を開いた。
家庭用冷凍食品では、新商品18品・リニューアル品17品(everyONe meal 除く)の計35品を3月1日、発売する。新商品18品のカテゴリー別内訳は米飯6品、パーソナルユース4品(うち個食麺3品、ワンプレート1品)、惣菜4品(うち食卓おかず2品、弁当品2品)、スナック(今川焼)2品、農産品2品となる。家庭用の商品概要などについて清川吾朗執行役員家庭用事業部長が説明した。
清川部長によれば、家庭用冷凍食品市場は2025年度通期で11年連続増の8,350億円と過去最高を更新する見込みだが、直近では実質賃金の低下や食料物価の高騰の影響もあり、数量伸長がやや鈍化している状況にあるという。また、米価高騰による米の食卓出現機会減少や、年々熱く、長くなる猛暑への対応も課題となる。
同社では、今春新商品の包括コンセプトとして「多様な暮らしに寄り添い冷凍の力で“一人一人の食卓”を支える」というキーワードのもと、「力強いカテゴリー政策の推進」と「新規需要創造への挑戦」という戦略スローガンを引き続き掲げ新商品を投入する。具体的には「力強いカテゴリー政策の推進」では、25周年を迎える「本格炒め炒飯」のさらなる強化と食卓おかずの強化、「新規需要の創造への挑戦」では新・調理シーンへの挑戦、メニュー・規格・プライス全方位施策、猛暑への対応、パーソナルユースといったコンセプトで商品投入を行う。
【米飯】では、発売25周年を迎える主力品「本格炒め炒飯」のさらなる価値向上を図るとともに、新調理シーンへの挑戦と、メニュー・規格・プライス全方位施策で新商品を投入する。
25周年を迎える「本格炒め炒飯」は、2025年1~12月に冷凍食品購入金額で冷食全体の中でもNo.1を達成(インテージSCI)。2025年春の焼豚リニューアルに続き、今春は「卵」に着目し、増量およびふんわり・大きさ・風味UPの改良を加えたリニューアル品を発売し、正統進化をさらに進める。
一方で、炒飯市場において家庭では冷凍炒飯利用率が年々上昇しているものの、まだまだ「手作り」が過半を占め、さらに同社の調査では冷凍炒飯のフライパン調理者が4割いる(レンジ併用も含む)という。
そこで、フライパン調理による美味しさや出来立て感を演出できる新機軸の家庭用冷凍炒飯として新商品「おうち炒め炒飯」(600g)を発売。電子レンジ調理も可能ながら、卵を足してフライパン調理することでさらに美味しく食べられる仕様の商品で、ファミリー層や、フライパン調理に慣れた高年齢層をターゲットとする。担当者によれば、新調理シーンへの挑戦が主眼にあるが、大容量のため単価は上がるがユニット単価ではやや割安で、価格対応の側面もある商品だという。なお、レンジ調理を可能とするため生産工程で炒め調理も行っており、業務用のベース炒飯類とは仕様が異なる。
また、米飯における規格・プライスラインの施策としてより買い求めやすい実売化が見込まれる新商品4品を投入し、米価が高止まりする中で新規需要の獲得を目指す。
「半チャーハン」(150g)は、小袋タイプで麺類や唐揚げ、餃子などサイドと合わせて自宅で簡単中華定食が楽しめる商品。既に一部ルートでテスト販売を実施し、手に取りやすい売価も奏功し好調なため新商品として発売する。
「懐かしの炒飯」「懐かしのエビピラフ」(各350g)は規格及び具材や製法の見直しによりユニット単価を抑えた商品、「焼おにぎり8個入」(360g)は規格(入個数)の見直しで、いずれもより買い求めやすい実売価を実現した。加えて重点商品の磨き上げでは、「本格炒め炒飯」の刷新に加え、ピラフ類の磨き上げによりバラエティ拡大で幅広いニーズ獲得を目指す。
市場データによれば、冷凍米飯市場においては、炒飯類が市場をけん引するなか、ピラフ類などの育成が課題で、現状では男性比率が比較的低下傾向にあるという。そうした中、男性層の掘り起こしのため鉄板焼き屋の作り方を独自製法で再現した新商品「焦がし醤油香るビーフガーリックライス」(420g)を発売。
また、ロングセラー商品「具材たっぷりえびピラフ」「同チキンライス」(各450g)では、具材を増量するなどのリニューアルを加え、ピラフ市場の底上げを図る。
〈冷食日報2026年1月13日付〉









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