サッポロビールは3月17日、新商品「サッポロ 飲みごたえ〈超無糖〉レモンサワー」「同 グレフルサワー」(350ml/税別164円・500ml/223円、アルコール分5%)を発売する。
同社は2026年、RTDカテゴリーにおいて既存ブランドへの注力と新市場創造により、6年連続最高売上を目指す。
18日には発表会を開催し、2026年におけるRTDカテゴリー戦略と新商品について説明した。
〈5年連続で過去最高売上達成、市場を上回る成長〉
2025年のRTDカテゴリー総需要が前年比101%と伸長する中、サッポロビールのRTDカテゴリー実績は、前年比108%と市場を大きく上回り成長した。RTDカテゴリーは2021年度から5年連続で過去最高売上を達成している。市場は2021年比で106%の伸長となっているのに対し、同社のRTDカテゴリーは138%と大きく成長している。この一因となっているのは、23年10月に稼働を開始した同社仙台工場だ。稼働後はボリュームの拡大を最優先事項として取り組んだ結果、5年連続過去最高売上を達成できたとしている。
中長期の家庭用酒類市場予測としては、10月の酒税法税率改正によりRTDは初となる増税となることから、物価高騰・健康意識の高まりもあり引き続きRTDはビールの受け皿となり伸長すると見込んでいる。
ブランドごとでは、主力の「濃いめのレモンサワー」は、引き続き俳優のムロツヨシさんを起用したコミュニケーションに取り組み、“レモンも人生も濃い方で!”というキャッチコピーで展開する。好調の「男梅サワー」は、新たなコミュニケーションとして、“今日はもうウメぇえぇじゃないか!”をキーメッセージに元気時間のお供としてのシーン醸成を図る。ノンアルコールRTDの「濃い搾りレモンサワー」は昨年度比で投資を2倍に拡大、同社のノンアルコールRTDでは初となるTVCMを投入し強化する。同社は2026年の目標を前年比105%に設定した。
同社ビール&RTD事業部の下和田勇部長は、「7月には事業持ち株会社体制となり、“One SAPPORO”として、ポッカサッポロと連携しレモンを軸とした強みを生かし、生活者の多様なニーズに応えていきたい。原料調達から商品開発・マーケティング・ブランディングも共に行い、サッポロビールのレモンチューハイはおいしいと思ってもらえるようになりたい」と語った。
〈「飲みごたえ〈超無糖〉」開発の背景〉
新商品「飲みごたえ〈超無糖〉」シリーズは、ビールテイストとRTDを併買している生活者のニーズを捉えた商品。RTDユーザーの中でビールテイストとRTDを併売している割合は約7割にものぼり、購買特徴として「甘くなさ」を求めていると同社は分析した。一方で、同社の調査によると7割のユーザーがRTDに飲みごたえがないと回答しており、そこには「どこか味気無さを感じる」「まだ少し甘さを感じる」という声があった。
そういった声を受け開発した同シリーズの特徴は2つある。1つは複数の柑橘果皮を加温浸漬抽出し、果実のうまみを濃縮した“プレミアムピールエキス”を使用していることだ。果皮の一部には、ポッカサッポロの“瀬戸内レモンの果皮”(液中粉砕)を使用している。2つ目は、食品表示法において「無糖」と表示できる「100mlあたり糖類0.5g未満」よりさらに糖類を抑え、「100mlあたり糖類0.1g未満」にした“超無糖”仕様だ。苦みと甘みの差を広げることにより、飲みごたえやボディ感を感じられる設計となっている。
また、ビールテイストと併買するユーザーに着目したことから、アルコール分も多くのビールテイストと同じ5%に設計している。
高原務ブランドマネージャーは、「ビール好きでも1杯目から満足できる“飲みごたえ”を新しい価値として提供し、市場を作り上げていきたい」と語った。
〈酒類飲料日報 2026年2月19日〉









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