キンレイは3月5日から、「お水がいらないプレミアム 中華蕎麦とみ田濃厚豚骨魚介らぁめん」を全国で新発売する。千葉県松戸市の名店・中華蕎麦とみ田の監修商品で、本店さながらの濃厚な豚骨スープや風味豊かなもっちりとした太麺が楽しめる。
規格は474gで、価格はオープン。

同日、TOKYO TORCH 常盤橋タワー(東京都千代田区)にて、新商品発表会を実施した。同会にはキンレイから企画部の大倉孝志氏が登壇し、プレミアムラインの発売戦略について説明した。その後、ゲストの辻希美さんが登壇し、新商品の調理と試食、トークセッションを行った。

同社では2025年8月、こだわり尽くした至極の一品をコンセプトに、初のプレミアムラインの商品として「お水がいらないプレミアム カドヤ食堂ワンタンめん」「同 飯田商店醤油らぁ麺」の2品を発売。冷凍麺のおいしさを磨き続けてきた同社と最高峰のラーメン専門店が共創した、ワンランク上のプレミアムな商品と位置づけて展開を進めてきた。

今回、プレミアムラインの3品目として発売する「お水がいらないプレミアム 中華蕎麦とみ田濃厚豚骨魚介らぁめん」は、豚骨や肉ミンチを自社工場で炊き出すことで旨みを引き出すとともに、キンレイ独自の調理法でとみ田のざらっとした質感の濃厚な豚骨スープを表現した。これにあわせる魚介スープは、風味の異なる2つの煮干しとさばを使用し、インパクトがありつつも旨みの余韻が続く味わいに仕立てた。別添の「柚子七味」を加えることで、濃厚なスープが引き締まり、一味違ったおいしさを楽しめる。

麺はとみ田の店主が開発したつけ麺専用の粉を配合し、本店らしい風味が感じられる太麺を実現。具材には、加熱時間を調整することでしっとりとした食感と厚みのある食べ応えを実現した特製のチャーシューに、九条ねぎと国産のゆずを添えた。

開発意図について大倉氏は「『お水がいらない』シリーズの強みであるスープを生かすため、つけ麺ではなくラーメンとして開発を進めた。
なお、監修元のとみ田本店のラーメンは今回の新商品より細麺かつ少し異なる味わいのメニューとなっており、当社の商品はとみ田のつけ麺を汁あり麺で味わえるという点で他にはない商品になっている」と説明した。

パッケージデザインは、黒地に金で文字をあしらった高級感のあるパッケージはそのままに、監修店名をパッケージの中央に大きく配置し、そのそばに店主の画像をレイアウトすることで、売場での視認性やインパクトを高めた。昨年発売した2品のパッケージも同様にリニューアルを行い、店頭に並んだ際の統一感にもこだわった。

昨年発売したプレミアムライン2品の反響について、大倉氏は「通常の『お水がいらない』シリーズより100円ほど高い販売価格の挑戦的な商品だが、話題性もあり東西の幅広い企業で取り扱ってもらえた。その後も継続的に販売いただいており、当社の品質へのこだわりが評価されているのでは」と話す。

また、今回の新商品の動向や今後の展開について「監修先であるとみ田のネームバリューに加え、インパクトのある味わいがバイヤーの方々からもよい評価をいただけている。今後のラインアップ拡充も検討しているが、まずは新商品をあわせた3品の定着を図っていく」と 語った。

〈冷食日報2026年3月6日付〉
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