日本生活協同組合連合会(日本生協連)は、コープ商品を特別価格で提供する「くらし応援全国キャンペーン」を4月1日から実施する。5回目となる今回は、対象商品を前回の1.3倍となる約300品目を2カ月間、10%ほど値下げする。
また、アニメ「ONE PIECE」とのコラボレーションも行い、新たな会員の掘り下げを行うほか、価格を引き下げることで売上にあたる総供給高の底上げを狙う。目標の総供給高は130億円。

「くらし応援全国キャンペーン」は、物価高騰が続く中、組合員の暮らしに貢献する施策としてこれまでに4回実施している。

10日に行われた会見で、取り組みを開始した理由について、岡本悠哉本部長は「年金で生活されている方からの利用が落ち込んでおり、どうやって生活を支えられるかが課題と感じ、実施した」と説明する。
日本生協連、「くらし応援キャンペーン」を実施 / 「ワンピース」とのコラボも
左から、岡本本部長、営業企画部の多喜靖次部長
左から、岡本本部長、営業企画部の多喜靖次部長
前回は2025年9月21日から11月30日の期間に、約230品を対象に行った。総供給高は前年同期比19.2%増の約105億円で、客数や買い上げ点数の増加につながったという。商品は、水産煮魚惣菜や冷凍の弁当惣菜、冷凍スナックなどが支持された。

今回は、若年層から支持されている冷凍食品の品数を前回らの59品から大幅に増やし、対象商品全体の約3割にあたる94品を値下げする。また、前回好調だった菓子カテゴリーも拡充した。
日本生協連、「くらし応援キャンペーン」を実施 / 「ワンピース」とのコラボも
冷凍食品の対象商品を広げた
冷凍食品の対象商品を広げた
期間中、230品は約10%の値下げ、シーチキンや宅配向けの大容量の菓子など70品目は約20%の値下げを行う。

また、今回はTVアニメ『ONE PIECE』とコラボレーションした。売場や宅配誌面をキャラクターたちが盛り上げるほか、店舗や宅配で商品を5点以上購入した人を対象に、クリアファイルなどのオリジナルグッズを贈呈する。
SNSを活用した告知なども行う。

若年層からの支持が厚いコンテンツと手を組み、日本生協連で課題とする若年層からの認知や利用の拡大につなげる。

岡本本部長は「今後の利用定着や、物価高騰の中での生活をどう支えていくかという視点で、今回のキャンペーンを2カ月取り組む。新しく『ONE PIECE』とコラボし、新しい層の認知拡大にもつなげたい」と語った。
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