25年度の豆腐市場は、長期的には縮小傾向が続いていたものの、直近では横ばいから微増へと転じている。利便性がある小分けタイプや、豆腐バーなど即食できる商品の定着が寄与した。
アサヒコ、太子食品工業、さとの雪食品の3社からスイーツ系豆腐バーの新商品が発売されたのもトピックスの1つだろう。
アサヒコからは、具材入りのスイーツ系豆腐バーが新発売された。具材入りの豆腐バーが大きく伸長していることを受け、スイーツ系にも具材を入れたという。具材入りにすることで異なる食感が楽しめ、満足感もアップした。ラインアップは、「つぶつぶチョコのショコラ豆腐バー」、「プチプチいちごのチーズケーキ味豆腐バー」、「コロコロあずきの香ばしきなこ豆腐バー」、「ぷるぷるコーヒーゼリーのミルクコーヒー味豆腐バー」の4種だ。
太子食品工業からも、具材入りの「モットーフ 国産豆腐スイーツバー つぶつぶ苺のショコラ」を春限定で発売している。ショコラ味の豆腐バーにドライ苺を練り込み、苺の甘酸っぱさと、つぶつぶとした食感が楽しめる。
さとの雪食品は「とうふスティック レモン香るアールグレイ」を春夏限定で発売中だ。夏らしさを意識したフレーバーを選定した。
油揚げ市場は微増で着地する見込みだ。油揚げや厚揚げは肉の代替として活用する動きが広がっており、吸油率の調整や焼き目加工など、調理性を高めた高付加価値商品の開発が進んでいる。いなり寿司については、米価が高止まりするも、その影響はあまり見られていない。
〈納豆業界は物価高の中で値ごろ感が支持、ひきわり納豆の細かさに選択肢が生まれる〉
納豆市場は、RDS-POS データ(25年1~12月)によると、金額ベースでは前年比5%増で着地した。物量ベースでは1.4%増となり、前年を超えた。米の高騰を始めとする物価高に伴い、副菜の1つとして値ごろ感のある納豆が食卓に上る頻度が増えている。
特に伸長したのはひきわり納豆だ。7月にテレビ番組で取り上げられて以降、好調が続いた。
特筆すべきは、ひきわり納豆にもバリエーションが生まれつつあることだ。
あづま食品の「国産大きなひきわり」のように、大粒大豆を4分割した商品もあれば、通常のひきわり納豆よりもさらに細かく割った太子食品工業の「国産大豆100%使用 超きざみ国産ひきわり納豆」といった商品もあり、ひきわり納豆の細かさが選択できるようになった。「ビタミンK2を多く含むという健康面だけでなく、使い勝手や食べやすさが浸透してきた」(納豆メーカー)と指摘する声もある。
〈大豆油糧日報2026年3月17日付〉









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