東日本旅客鉄道(JR東日本)は3月19日、28日に開業する新施設「OIMACHI TRACKS(大井町トラックス)」(東京都品川区)を、報道向けに公開した。商業施設とオフィス、住居などが一体となっており、周辺地域の活性化などにつなげるという。
大井町は、昔ながらの飲食店も多く立ち並ぶ味わい深い風景があるほか、山手線の車両のほぼすべてを管理する鉄道車両工場もある。品川駅まで5分、羽田空港までは約30分と、アクセス性の高さも魅力的な街だ。JR京浜東北線に加え、東急大井町線とりんかい線も通っている。
新たに開業する「大井町トラックス」は、開放感のある商業施設で、ホテルや映画館、オフィス、賃貸レジデンスなども併設している。新たな住民だけでなく、散歩などの延長としても訪れられる場所として、近隣の居住者や就業者からも支持される施設を目指している。
1km以内の年齢別の人口構成は30代が17・5%と1番高く、次いで40代が17・3%で、東京都平均より40代までの若年層が多い地域となっている。単身世帯の比率は58・6%、2人世帯の比率は20・1%で、全体の約8割が少人数世帯だ。
近隣にある「アトレ大井町」は日常の買い物を行う場として、「大井町トラックス」はゆっくりと過ごせる場としてそれぞれ提案する。スーパーは、「ライフ大井町トラックス店」がある。ナチュラルスーパーの「ビオラル」も併設した店舗で、住居エリアにつながる通路と接続しているほか、JR大井町駅からも近い。
広報担当は「東急大井町線とつながっている自由が丘や二子玉川から訪れる方も見込んでおり、ランチや仕事終わりに役立つ惣菜なども充実させた」と話す。
惣菜は、オフィスやホテルも施設内にあるため、コスパに優れた弁当や、「お弁当・お惣菜大賞2026」で入選した贅沢海苔弁当シリーズなどを展開する。また、通常のおにぎりより具沢をふんだんに使った「おにぎり以上弁当未満」シリーズも新たに投入する。
他にも、店内で焼いたパンは時間帯に合わせたおすすめの商品を展開するほか、ランチに最適な具沢山サンドや人気のカツサンドなどを販売する。農産は、店内で加工したサラダや、有機野菜を使った商品などを陳列する。カットフルーツコーナーも設け、食後のデザートや間食にも役立つ商品として提案する。水産は対面コーナーを設置し、新鮮な魚介類を来店者の要望に合わせた調理も行う。曜日限定でその日の朝に水揚げされた鮮魚も販売する。また、ニーズの高いベビーフードやペットフードは、健康に配慮したものや、素材などにこだわった商品もそろえる。
隣接する「ビオラル」では、食品や生活用品を豊富にそろえるほか、オーガニック原料や食品添加物に配慮した惣菜や弁当を展開する。
飲食店では、大井町エリアで人気の店舗や、新業態、商業施設に初めて出店する店舗などがそろう。
19日には報道向けに説明会が行われた。施設について、JR東日本のマーケティング本部まちづくり部門マネージャーの中野貴雄氏は「個性的なテナントを数多く誘致できた。様々なイベントで地域を盛り上げながら、ここでの体験を皆様に楽しんでいただけるよう頑張りたい」と語った。









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