コカ・コーラ ボトラーズジャパンは3月25日、東京都中野区と連携して進める「ミューラルアート自動販売機プロジェクト」を発表し、中川翔子さんがラッピングデザインを手がけたオリジナル自動販売機をお披露目した。自動販売機の売上の一部は「中野区子ども・若者文化芸術振興基金」に寄付される。


今回の取り組みは、中野区が街中に遊び心あふれる文化芸術を広げようと進めているミューラルプロジェクトの一環。中野区とコカ・コーラ ボトラーズジャパンは2024年10月に文化芸術振興に関する連携協定を締結しており、その具体策として実現した。
中川翔子さん描き下ろし自販機、東京・中野区に登場 売上の一部を基金に寄付/コカ・コーラ ボトラーズジャパン
中野区役所でお披露目イベントを実施。左からコカ・コーラボトラーズジャパン渡辺彩乃副支店長、同社久保健一本部長、中川翔子さん、酒井直人区長
中野区役所でお披露目イベントを実施。左からコカ・コーラボトラーズジャパン渡辺彩乃副支店長、同社久保健一本部長、中川翔子さん、酒井直人区長
発表会で中野区の酒井直人区長は、中野区では壁画などを通じて文化芸術を身近に感じられるまちづくりを進めていると説明。そのうえで、今回の自販機について「多くの方に中川さんのアートや、プロジェクトに携わったさまざまな人の思いに触れていただき、皆さまと共に子どもや若者の豊かな心を育んでいきたい」と語った。

コカ・コーラ ボトラーズジャパン ベンディング港支店の渡辺彩乃副支店長は、「準備期間を設け、丁寧に進行してきたプロジェクトだ」と説明。まずは2台を展開したうえで、今後の台数拡大については中野区と協議しながら検討していく考えを示した。
中川翔子さん描き下ろし自販機、東京・中野区に登場 売上の一部を基金に寄付/コカ・コーラ ボトラーズジャパン
中川翔子さんがラッピングをデザインしたオリジナル自販機、中野四季の森公園の空想の遊園地で楽しむ猫たちを描いた
中川翔子さんがラッピングをデザインしたオリジナル自販機、中野四季の森公園の空想の遊園地で楽しむ猫たちを描いた
デザインは、中野区で生まれ育った中川さんが描き下ろした2種類で、1台は中野ブロードウェイの入り口へ向かう猫たち、もう1台は同区の四季の森公園をイメージした空想の遊園地で遊ぶ猫たちを描いた。中川さんの中野への思いを色濃く反映した作品となっている。

中川さんはイベントで、「中野の空が、大地が、緑が、お花が、全てが大好きです」と語り、「中野に何か役に立てる人生になりたいと思い続けて生きてきたので、今日は本当に夢のような発表ができる」と喜びを語った。
中川翔子さん描き下ろし自販機、東京・中野区に登場 売上の一部を基金に寄付/コカ・コーラ ボトラーズジャパン
オリジナル自販機は中野区役所で展示されたのち、4月6日から「なかのZERO」に設置される
オリジナル自販機は中野区役所で展示されたのち、4月6日から「なかのZERO」に設置される
作品づくりにあたっては、「ブロードウェイに入っていく猫たちをいっぱい描こうと思った」と説明。さまざまな種類の猫や職業に扮した猫を描き込み、「親子で会話が生まれるような絵にしたかった」と話した。
また、同社はQRコードで全体図を見ながら楽しめる仕掛けも盛り込んだ。

また、中川さんは、同プロジェクトについて、「『はじけろ!君の「なかの」夢』というキャッチコピーが素晴らしい」と述べ、若い世代が多様な夢や可能性に触れる機会になってほしいとの思いを明かした。

中野区によると、自動販売機はイベント後に約2週間、中野区役所で展示したのち、4月6日から2台とも「なかのZERO」に設置する予定。自動販売機での購入を通じて中野区の文化芸術振興基金に寄付が行われる仕組みで、区は若い世代の鑑賞・体験機会の充実につなげたい考えだ。
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