●『セブンイレブン』にて期間限定で開催中の「北海道グルメフェア」。SNSで話題沸騰中の商品を食べてみた。
今月はじめから『セブンイレブン』で開催されている「なまラブ 北海道グルメフェア」。普段は北海道でしか味わえない名物グルメや、道内の人気店のメニューが『セブンイレブン』に集結し、まるで北海道旅行しているような贅沢な気分が味わえるフェアです。
とくに筆者が気になったのが、SNSで「旨すぎる!」と話題沸騰中の『いかめし阿部商店』の「いかめしおむすび」と、札幌のラーメン店『八乃木』監修の「みそらーめん」、札幌のスープカレー専門店『Suage』監修の「チキンと野菜のスープカレー」。どれも筆者の住む東京ではなかなかお目にかかれない代物。どんな味なのか気になったので、3つまとめて味わってみました。
秘伝のタレがたまらない! 『いかめし阿部商店』の「いかめしおむすび」

まず最初にいただくのは、北海道森町の名物として知られる「いかめし」をおにぎりにした「いかめしおにぎり」。「いかめしの元祖」である森町の老舗店『阿部商店』監修の商品です。

フィルムを剥くとこんな感じ。おにぎり棚に陳列されているときはやや小ぶりな印象でしたが、持ってみると意外にしっかり厚みがあります。
焼きおにぎりのような見た目の正体は、いかの煮汁で炊き上げられたお米。『阿部商店』のいかめし同様の比率でもち米が配合されており、モチモチとした食感が楽しめます。

そしておむすびの中には、秘伝のタレで煮込まれたイカがぎっしり! 甘辛いタレで煮詰められたイカはやわらかく、なんともクセになる味と食感。
たしかに、口の中で合わさった味と食感はいかめしそのもの。
すりおろし生姜がアクセント!『八乃木』監修の「みそらーめん」

続いては、有名ラーメン店『すみれ』の数少ないのれん分け店『八乃木』監修の「みそらーめん」をいただきましょう。

札幌のラーメンといえば、やっぱりみそラーメン。筆者はつい濃厚なみそスープに、コーンとバターがたっぷりトッピングされたものを想像してしまいますが、こちらの「みそらーめん」は少し違います。なんといっても、チャーシューの上にすりおろし生姜がトッピングされているのが印象的です。

まずはスープから。数種類のみそをブレンドして鍋肌に焼き付け、さらに練りごまを加えたというスープは、驚くほどコクの深い味わい! おろし生姜を少し混ぜてみると、ピリリとした風味がアクセントとなり、これまた美味です。

麺は、札幌のラーメンの特徴ともいえるちぢれ麺。濃厚なスープに麺がよく絡みつき、食べるほどに食欲がそそられます。たっぷりとトッピングされたもやしのシャキシャキとした食感や、チャーシューのジューシーな風味もたまりません。
最後はスープまで飲み干して完食。満足感抜群で、コンビニのラーメンの概念が覆るおいしさでした!
素揚げ野菜とチキンの食感が絶品!『Suage』監修の「チキンと野菜のスープカレー」

最後にいただくのは、札幌で人気のスープカレー専門店『Suage』監修の「チキンと野菜のスープカレー」。

北海道グルメといえばスープカレーは外せません。

『Suage』のスープカレーは、玉ねぎを8時間以上も煮込んだベースに鶏ガラやトマト、スパイスを加えた、旨味と酸味のバランスがとれた味わいが特徴。「チキンと野菜のスープカレー」もお店の味になるよう、スパイスの配合を0.1g単位まで揃えているそうです。
付属のスパイスを投入すると、飲みやすいスープがヒリリとした辛さに! 体の内側からポカポカと温まるおいしさです。

店名の通り、『Suage』のスープカレーは、具が素揚げされていることも大きな特徴。じゃがいも、にんじん、ブロッコリー、キャベツ、ピーマン、キクラゲといった素揚げ野菜は大ぶりにカットされており、素材本来の食感もしっかり楽しめます。
さらに、ゴロゴロッと入ったチキンは表面はこんがりと香ばしく、内側はプリプリ! 噛むと肉の旨味とスパイスの香りが口の中いっぱいに広がります。
税込745円と、コンビニランチにしてはやや高めな価格ですが、それも納得のクオリティ。ボリュームも多めで、お店で食べたときのような満足感が得られました。
まとめ
そのほかにも「北海道グルメフェア」では、スイーツやご当地ビールも含め、さまざまな北海道グルメが登場しています。気になる商品をぜひ、手に取ってみてはいかが。
(撮影・文◎藤間紗花)