●「日本一パンケーキを食べる男」として知られるミスター黒猫が、年間1000店以上カフェや喫茶店を訪問した中から、一人でも楽しめる“癒し系カフェ”と必食グルメをご紹介!
はじめまして。喫茶店・カフェ・スイーツのお店を、年間約1000軒めぐっているミスター黒猫です。

今回ご紹介するのは、東京・上野駅から徒歩約2分の場所にある喫茶店『珈琲 王城』。いわゆる“駅前喫茶“です。数ある店の中から、なぜこの店を取り上げるのかというと昭和レトロな喫茶店で、王道の喫茶店メニューが揃っているのはもちろんのこと、量が盛り盛りだったりトーストがものすごく厚焼きだったりと、他の喫茶店とは、一線を画す個性があるからです。

店内は、ベロア生地のソファ席が並ぶ、まさに王道の純喫茶の雰囲気。やはり昭和時代に生まれた喫茶店は良いですね。たとえ満席の中で一人でいても、席のスペースがゆったりとしているので、周りの人が気にならず、ひとり気兼ねなく、素敵な時間を過ごすことができます。
ちなみに入口横にあるピンク電話は今も現役。ジリリリリーンと、昭和世代には懐かしく、平成世代はびっくりしそうな呼び出し音でかかってくることもあります。携帯電話が一般的になるまでは、待ち合わせなどで電話をかけたりかかってきたり、毎日多くの人を繋いでいたのでしょうね。

この『珈琲 王城』は、上野で創業した喫茶店なのですが、現在のお店は移転後だそうです。
昭和の喫茶店らしいゴージャスな装飾やシャンデリアなどは、その当時からほとんど変えていないそうです。ソファのベロア生地も、張り替えて使い続けているとのこと。そんな変わらない世界で、ひとり味わいたいのは、王道の喫茶店のパフェです!
これぞ喫茶店の「チョコレートパフェ」!

オーダーを受けてから丁寧かつ素早く作り上げられるパフェ。やはりバニラアイスもたっぷり使っているので、スピードは大事です。

仕上げにチェリーを頂上にポン♪ 喫茶店スイーツに、このシロップ漬けチェリーは必須と思う黒猫。すでにテンションMAX!

どーん! と盛り盛りで登場。喫茶店のパフェと言えば、「チョコレートパフェ」です。その王道のパフェですが、普通の喫茶店のパフェの倍近いボリュームがあって圧巻です。

盛り盛りのクリーム、たっぷりのバニラアイス、クリームの上にも下にもチョコレートソース。そしてシロップ漬けのみかんとチェリー。
モーニングの厚焼きトーストもおすすめ!

そして喫茶店といえば、やっぱりモーニングを忘れてはいけません。『珈琲 王城』のモーニングサービスの提供時間は、午前8~11時です。
中でも一番のおすすめは、厚焼きのバタートースト、ゆで卵、ドリンク(珈琲or紅茶orミルク)の「モーニング トーストセット(厚焼)」。普通の厚さのトーストセットもありますが、50円しか違わないので厚焼きが推しです!

どうですか、この厚み! しかもバターをたっぷり2度塗りしているので、パンにバターが染み込みまくっていてサクサク&ふんわり&ジュワーッ。大満足の美味しさです。

エッグスタンドにのったゆで卵も何だか嬉しい♪ このほか、「ナポリタン」、「ミートソース」、「エビピラフ」などの王道喫茶店フードメニューも人気ですが、実は医師でもあるオーナーの玉山さんが手掛ける漢方メニューもおすすめです。
●著者プロフィール
ミスター黒猫
カフェ・純喫茶・パンケーキ・スイーツの店を年間1000店以上訪問。特にパンケーキは雑誌で「日本一パンケーキを食べる男」と紹介される。SNSで8万人を超えるフォロワーに毎日情報発信のほかに、テレビ・ラジオ・webメディアでも活躍中。
Instagram:https://www.instagram.com/mr_kuroneko/
●SHOP INFO

店名:珈琲 王城
住:東京都台東区上野6-8-15
営:8:00~19:00
休:なし