●激安スーパー『ロピア』のオリジナル食パン「7/7」がおいしすぎると話題! その実態を調査してみた。
関東・近畿・福岡に75店舗を展開するスーパー『ロピア』。
その名の通り、毎日食べたくなる「7/7食パン」

「7/7食パン」という商品名のこちら。7分の7と読みたくなるところですが、「シュウナナ(shu-nana)」と読みます。2019年に自社で立ち上げたパン工場で焼いているそうです。

形状は山型で5枚入り。サイズは高さ約14センチ、幅約11.5センチ、1枚あたりの厚みは約2.5センチ。1包装あたり967キロカロリーと、食パンとしては標準的な熱量で、1枚あたりでは193キロカロリー。
第一印象は、とにかくやわらかい食パン。袋から手を離すと斜めに倒れてしまいそうなほどです。では早速、実食してみましょう。
きめ細かい生地で耳も残さず食べられる「サンドイッチ」

まずは焼かずに生で、卵サンドにして味わってみることにしました。味付けはゆで卵1つに対してマヨネーズ小さじ2、卵の味がしっかり感じられるよう、塩こしょうは少なめにしました。
ご覧頂くとおわかりかと思いますが、表面も断面も、とてもきめが細かい食パンです。
トーストで際立つ、表面の軽さと中のもっちり感

続いて、冷蔵庫にあった溶けるチーズとアボカドをトッピングしてトーストにしてみました。焼きすぎると水分がとんで硬くなるので、チーズが溶けたあたりでストップ。
食べてみると表面は香ばしくカリッと、中の部分はソフトでもっちり。全体に軽い食感で、とても食べやすいです。高級食パンのような甘さがない、極めてシンプルな味なので、卵料理などをおかずに、トーストしてバターを塗っていただくのもおすすめです。
ヘルシーで朝食にもぴったりな「グラハムロール」

「7/7」は食パンだけでなく、大袋に入ったさまざまなパンが製造販売されています。今回は食事に合いそうなものをセレクト。1つ目がこちら「グラハムロール」です。
焙煎小麦粉が使われており、通常の小麦粉より食物繊維が豊富で、ビタミンやミネラルも多くヘルシー。健康を気遣う人にもおすすめです。

香ばしい香りと粒々食感で、そのままでも美味ですが、ハムキュウリなどを挟んで栄養バランスをアップさせていただけば、忙しい朝でも立派な朝食になりますよ。
ほんのりチーズが香る「白いマスカルポーネロール」

もう1つ、食事に合いそうと選んだのが「白いマスカルポーネロール」です。原材料にマスカルポーネチーズとクリームチーズも使われており、袋を開けるとふわっとチーズの香り。気を付けて持ち帰らないと、ぺしゃんこになってしまいそうなほど柔らかいです。
香りも味もチーズチーズしているものを期待するとちょっと違いますが、チーズを主張し過ぎない感じが逆に食べやすいです。そのままでも、軽く温めても、卵や野菜を挟んだり、コーンスープなどで付けパンしていただくのもよさそうです。
小ぶりなサイズ感で食べやすい「ミニクロワッサン」

最後にご紹介するのは「ミニクロワッサン」。長辺は12センチほど、こちらも大きすぎないサイズ感がいいですね。原材料には発酵バターが使われていて、豊潤なバターの香りがしっかり。

食べるときはオーブントースターで軽く温めるのがおすすめ。焦げるのが心配なら、アルミ箔に包んで焼けば大丈夫。スーパーに置いてある大手メーカーのクロワッサンは、表面がしっとりしていて油っぽく、温めてもクニャクニャでいまいちなものが多いのですが、こちらのクロワッサンは味も香りも食感も申し分ありませんでした。
調査結果
街中のベーカリーよりもリーズナブルで、スーパーのパンとは思えないおいしさのロピアの「7/7」シリーズ。
(撮影・文◎池田実香)