●群馬の永井酒造が1日1組限定、完全招待制のテイスティング施設「SHINKA」をオープン。日本酒開発ラボも備える唯一無二の複合施設の魅力とは?
創業から137年目を迎える群馬県の永井酒造(利根郡川場村)といえば、近年、熟成酒やスパークリング日本酒など、従来の日本酒のイメージを覆す酒を続々と世に送り出し、国内はもとより、海外にも熱烈なファンダムを擁する人気酒蔵です。
その永井酒造が、2023年8月1日にテイスティングルームと醸造研究所を備えた完全招待制の新施設「SHINKA」を、酒蔵のある群馬県利根郡川場村にグランドオープン。一体どんな施設なのか、実際に行って体験してきたので、その魅力をレポートしていきましょう。
永井酒造の「SHINKA」へ

東京から新幹線で約1時間、群馬県のJR上毛高原駅からさらにクルマで30分ほど走ると、川場村に到着します。見渡す限りの森と川、そして水田が広がる、風光明媚な田園地帯。この村が永井酒造の発祥地。世界をあっと言わせる日本酒たちは、ここで日々醸されているのです。

前述の通り、今回グランドオープンした「SHINKA」は1日1組限定の完全招待制。永井酒造が手掛ける熟成酒やスパークリング日本酒のほか、併設された「醸造研究所」で斬新な手法を用い、小ロットで生産される気鋭の日本酒、通称〈ラボSAKE〉の試飲や購入も可能です。

このほか、3種の日本酒テイスティングプランも用意されており、「発酵」をキーワードに作られるフレンチベースのアミューズブッシュ3品(別料金)とのペアリングを楽しむこともできます。

さて、一体どうしたら「SHINKA」に招待してもらえるのか気になるところだと思いますが、招待状は8月1日より販売されている「2008熟成酒シリーズ」(「MIZUBASHO VINTAGE 2008」、「MIZUBASHO VINTAGE 2008 大吟醸」、「THE MIZUBASHO PURE 2008」の3種)に同封されています。そこに記載されたQRコードから申し込めばOKです。

永井酒造が手掛けるヴィンテージシリーズは、−3~−5℃に設定された氷温セラーで手抜かりなく管理され、10年以上の歳月をかけて熟成された逸品ぞろい。
時の流れによって生まれるヴィンテージ日本酒を堪能したら、同封の招待状を手に、さらなる日本酒の夢と可能性に触れる「SHINKA」への旅に出かけてみては?
●DATA
SHINKA
住:群馬県利根群川場村門前 713
TEL:0278-52-2311
※1日1組限定・完全招待制(8月1日より販売中の「2008熟成酒シリーズ」に同封の招待状記載のQRコードよりお申し込みを)
https://shinka-nagai.jp/