●冬になるとスーパーに山積みされる白菜。お鍋に炒め物に、大活躍するおいしい野菜の一つですよね。
今年は暑さが長引きましたが、ようやく鍋の恋しい季節の到来。鍋料理に欠かせないのが、白菜ですね。もはや肉を差し置いて、メイン食材と言っても過言ではありません。
加熱した白菜はトロトロとした食感で、甘い味わい! 売り場では何気なく手に取りがちですが、実は購入する時に甘さとおいしさがほぼ決まります。そこで、新鮮で甘みのある白菜の見分け方を紹介します。
1.色は緑よりも黄色。芯は白く、くすんでいないもの

今回は、主に購入頻度の高いカットされた白菜の見分け方を紹介します。まずは、葉の色に注目しましょう。葉物は青々したものを選びますが、白菜は黄色っぽい方がおすすめ。葉が柔らかく、鍋で煮た時のトロトロ感をより堪能できますよ。芯の色も白ければ白いだけ、鮮度の良さを示すものです。
葉はきゅっと締まっている

葉はゆるく隙間が目立つものよりも、隙間が少なくきゅっと巻かれている白菜の方を選びましょう。隙間のないものの方がずっしりと重みを感じられ、カットされる前の立派に実った姿を想像できますよ。
白菜は干すと保存性と旨味がアップ

干し野菜は保存性と旨みが増すと言われますが、白菜も天日干しがおすすめ。外側は漬物や炒め物に、内側は甘みが強くお鍋に向いています。

1枚ずつ干すと数時間から1日で干せます。洗わずに干し、干し終わったら食べる分だけ流水で洗いましょう。

干した白菜は、かさが減るので冷蔵庫の場所も取りません。ザルに乗せて天日干しするのが気になる方は、干し野菜用のネットに入れてハンガーでかけると良いですよ。
(撮影・文◎亀井亜衣子)