●『嵐げんこつらあめん』の最新作「嵐げんこつらあめんこってり煮込み」を早速食べてみた
種類豊富で美味しいラーメンや充実のサイドメニューが大評判の人気ラーメンチェーン『らあめん花月嵐』では、今年初となる期間限定メニュー「嵐げんこつらあめん こってり煮込み」の販売をスタートしています。

お店の看板メニュー「嵐げんこつらあめん」のシリーズ最新作となる今回の一杯は、秘伝のタレとげんこつスープの濃度を極限まで増幅させ、ボリュームたっぷりの煮込み野菜(もやし・白菜・ニラ・ねぎ・メンマ)と、こってり煮込んだ中太麺を組み合わせ、豚バラチャーシューとハーフカットの煮玉子をトッピング。
なお、お店の公式アプリ「花月マスター嵐」に会員登録することで、1月24日からの全国本発売に先駆けて2週間早く(1月10日より)実食が可能となっております。経緯はどうあれ、本発売よりも一足先に食べられるのは嬉しいことこの上なし。さっそく最寄りのお店に馳せ参じて、気になるこってりテイストをしっかり体感してみたいと思います!
濃厚だけどクドくない!「嵐げんこつらあめんこってり煮込み」

店員さんにアプリ画面を見せつつ食券を渡し、待つこと約10分でラーメンが到着。さっそくラーメンの全容をチェックしていきます。

まずはスープ、レンゲを落としてびっくり。中に流れ込んで来る量が少ないな。背脂の割合が圧倒的で、スープに背脂が浮かぶのではなく、背脂をスープで広げているといった感じでしょうか。味は、全然しつこくありません。
「嵐げんこつらあめん」のスープの味はそのままに、濃密さだけが飛び抜けてアップしています。濃いんだけど味はマイルドです。こんなことができるのかと驚くほどの衝撃的な美味しさに、思わずレンゲと器内のスープを二度見三度見してしまいました。

続いては麺。

そして具材。もやし、白菜、ニラ、ネギのいずれもが、シャキシャキ感とは遠くかけ離れた“くたくた”の煮込まれ状態。スープが芯まで染み込んでいて、麺同様に一体感があります。

黒胡椒がかかったチャーシューは、極薄カットの豚バラ肉が2枚。脂身は口の中で溶け、肉の部分は煮ダレの味がちょうどよい濃さに染みています。黄身が半熟越えの煮玉子も、違和感を全く感じさせない味わいです。
その煮玉子とチャーシューに寄り添うように鎮座しているのが、「嵐げんこつらあめん」にも乗せられているニンニクたっぷりの味噌的なやつ。パンチの効いたニンニクの風味と辛味、強い味によってスープの風味と味が劇的に変化する……はずなんですが、今回のスープがとにかく濃密すぎて味の広がり方はかなり限定的に。
まるで鍋のシメを味わっているような錯覚に陥りつつ、スープまできっちり飲み干して完食。ごちそうさまでした!
まとめ

これまでに『らあめん花月嵐』で、様々なラーメンを食してきましたが、これほどまでに濃密なスープは初めてでした。つけ麺のベジポタ系つけ汁のような水気の少なさともったり感が頭に浮かんできたほどです。何より驚くべきは、そこまで濃密なスープなのに味の濃さを全く感じさせず、味自体が「嵐げんこつらあめん」とほぼ同じであったこと。レンゲが沈まないほど背脂がみっちり入っているのに、脂のクドさ、しつこさが皆無でした。さらに具材をくったりしっかり煮込み、麺もコシを残しつつ柔らかめの仕上げにしたのも間違いなく大正解。こんな芸当ができるもんなんですね~。本当に、恐れ入りましたの美味しさでした。
お店のラーメンが好きな方はもちろんのことラーメン好きを自認する方も、絶対に食べておいて損なしの「嵐げんこつらあめんこってり煮込み」。想像の遥か上を超えてくる衝撃のテイストを、お近くの『らあめん花月嵐』でぜひ堪能してみてください!
(撮影・文◎河西まさあき)
●DATA
嵐げんこつらあめん こってり煮込み
期間:2024年1月24日(水)~(※全国本発売)
※期間限定・なくなり次第販売終了
※花月嵐公式アプリ「花月嵐マスター」に登録した会員は1月10日(水)より先行でオーダーが可能
販売:一部店舗を除く国内の『らあめん花月嵐』
http://www.kagetsu.co.jp/