●『松屋』から関東限定の丼が登場!「カルビホルモン丼」を食べてみた
看板商品「牛めし」や種類豊富な定食メニュー、世界各国の郷土料理をアレンジした期間限定メニューなど、バラエティに富んだ美味しいメニューが大好評を博している人気チェーン『松屋』では、2月27日より一部店舗限定で新メニュー「カルビホルモン丼」を提供しています。

今回のメニュー、『松屋』公式から出されている情報は、具材のカルビとホルモン、ニンニクの芽と白ごまが散らされた丼の写真と「コチュ醤かおる濃厚コク旨もつダレ」「じゅわっとカルビ ぷりっとホルモン」のキャッチコピー、メニュー名と価格が表示された1枚のポスターのみ。
「カルビホルモン丼」を実食!

約5分で丼が完成。カウンターから受け取って、さっそく具材をチェックです。コチュジャンを使っているとあって、具材全体がほんのり赤みがかっています。それにしても、ニンニクの香りがすごい! ニンニクの芽がそれなりに入っていますが、明らかにそれだけじゃない強さです。

メニュー名に従って、まずはカルビから。肉は紛うことなしの牛バラ肉で、枚数は1、2、3……10枚。牛めしよりは、気持ち厚いかな程度の厚みながら、1枚が大体6cm×7cmとサイズ感のある大きさです。味の方は…コチュジャンの辛味はほとんど感じず、コクと甘味、カルビらしい肉肉しさと脂身の味わい、そしておろしニンニクが存在をアピールしてきます。
なるほど、香りとコクと旨みは、もつダレから来ていたのかあ。『松屋』といえば、直近でもニンニクをガツンと効かせた「シュクメルリ定食」を出していましたが、今回の「カルビホルモン丼」でもかなりのニンニクをぶち込んでいるようです。嫌な後味のない絶妙な塩梅のもつダレ、そして肉っとしたカルビによるドストレートな美味しさが、ご飯をガンガン進ませてくれます。

続いてはもうひとつの主役、ホルモンをチェック。こちらは7粒ほど入っており、脂の塊が付いている短冊状のものと茶味がかった腸壁だけの2種類を確認できました。どちらもプリっとした弾力と楽に噛み切れる柔らかさを備え、もつダレの濃ゆい味わいともドンピシャでマッチ。これもご飯が進んじゃう美味しさです。

合間にニンニクの芽を挟んでシャキっとした繊維感とニンニクな味わいによるアクセントを加えつつ、七味をかけて軽めに味変。カルビとホルモンでただひたすらご飯をバクバクいただく爆食モードに突入してしまいました。そういえば最近はあまりこういう食べ方はしてなかったなあと、締めの味噌汁を飲みながら余韻を楽しんで無事にフィニッシュ。ウマかった。ごちそうさまでした!
まとめ
メニュー写真を見た段階ではピリ辛を前面に押したテイストかなと思っていましたが、実際に食してみたら辛味はほぼ皆無。コク甘の中にニンニクの強い旨みと風味を効かせたもつダレの強い味わいが、たっぷりの牛カルビとホルモンの肉肉しい美味しさを過分なく引き立て、またニンニクの芽も食感と風味にアクセントを加えてくれるなど、最後までご飯をかっ食らわせてくれました。
敢えて惜しかったポイントを挙げるとすれば、味の決め手となるもつダレ。
提供エリアが狭い上に販売店舗数もわずか30店舗だけということで、ある意味“幻の一杯”となっている感のある「カルビホルモン丼」。時間をかけずに食べに行けるというナイスな環境下にある方は、ぜひこの機を逃すことなく提供店舗で、存分に堪能してみてください。全国販売、やってほしいなあ。なお、夕方以降は品切れとなる場合がありますので、訪店は具材に余裕がある昼前後を強くオススメしておきます。
(撮影・文◎河西まさあき)
●DATA
カルビホルモン丼
期間:2024年2月27日(火)~ ※期間限定・なくなり次第販売終了
販売:東京・神奈川の『松屋』30店舗
※販売店舗は『松屋』公式サイト内「店舗限定キャンペーン」の項にてご確認ください
https://www.matsuyafoods.co.jp/