●京都の老舗漬物店が営む土鍋カレーの人気店に行ってきた!
京都には美味しいものがたくさんありますが、お漬物も代表的な名物。街中には専門店がたくさんありますが、そんな京都の漬物の老舗がカレー屋さんを営んでいるとのウワサ。
店の名は『CLAY POT CURRY OHMIYA(クレイポットカリーオオミヤ)』。こちらのお店をプロデュースしているのは『近清』という老舗の京漬物のお店。新選組の駐屯地でもあった壬生寺の近くにお店があったことから、新選組の出陣時の食事としても愛された、なんてエピソードもある歴史のある老舗です。
カレーと言えば福神漬。漬物とカレーはお米を通じて相性バッチリ。どんな組み合わせになっているのか気になって、実際に食べに行ってきました。
新京極の真ん中にあるCLAY POT CURRY OHMIYA

情報を元にたどり着いたのは京都の新京極。修学旅行などでもお馴染みの繁華街です。新京極を歩いていると商店街のど真ん中に看板を発見! こちらが今回ご紹介する『CLAY POT CURRY OHMIYA』です。

階段を登った先にある店内はガラス張りで明るい雰囲気。店の中から多くの人が行き交う新京極の商店街が一望できます。
席に座ってメニューを確認したところ、お店イチオシのメニューは「牛バラ肉のデミグラス煮込みカレー」ということでそちらを注文。
お肉もカレーも美味しくて言うことなしの味わい

しばらくするとカレーが運ばれてきました。土鍋に入ったカレーがグツグツと音を立てています。これは食欲が刺激されますね~!
牛バラ肉のカレーということでしたが、お肉がまるで肉塊レベルのデカさでビックリ。個人的にカレーに入っていた牛肉史上最大級のサイズ感。ビジュアルからすでに圧倒されっぱなしです。

まずはカレーを1すくいして、ご飯にかけていただきます。カレーはいわゆる欧風タイプで、意外としっかり辛め。肉や野菜をじっくり煮込み、ソテーした玉ねぎを加えて作るブイヨンに、20種類以上のスパイスと小麦粉でルーを作り、2日間煮込んでさらに数日寝かせた、実に手間暇のかかった逸品なのです。
グツグツと音を立てる土鍋の保温効果のせいで、必然的にハフハフ言いつつ食べることになります。

次は、カレーの主役である牛バラ肉をいただきます。デミグラスソースで煮込まれた巨大な肉は、スプーンを入れるとスッと割れる柔らかさ。

カレーとお肉を味わいつつ、楽しみにしていたサイドメニューの里ごぼうの漬物もいただきます。噛むたびにパリポリと心地よい音を立てて砕ける絶妙に気持ちいい食感。さすが京都、さすが老舗の漬物屋さん! まさに絶品クオリティと言っていいでしょう。
お肉⇒漬物⇒お米⇒カレー……と食べ進めましたが、思いのほかカレーの量が多く、気が付くとライスがなくなりカレールーとお漬物だけが残っている状態に。

こんなに美味しいカレールーを単体で味わうのはもったいないので、ライスをおかわり。改めてカレーライスとお漬物で仕切り直しです。コクと辛さのあるカレーを食べつつ漬物をポリポリ。最高ですね。改めて漬物の偉大さ・美味しさを感じつつ、お腹いっぱいに。
まとめ

お会計をしていると、レジ横にさっき食べた里ごぼうのお漬物を発見。
●SHOP INFO

店名:CLAY POT CURRY OHMIYA
住:京都府京都市中京区新京極通り六角下ル桜之町438-1 辨天堂ビル 2F
TEL:050-5600-8056
営:11:30~15:00、17:30~20:30
土日11:30~15:30、17:30~20:30
休:不定休
●著者プロフィール
けいたろう
旅するグルメライター。大阪と京都をむすぶ京阪電車の沿線在住で、複数の旅行情報サイトにて旅とグルメのガイド記事を執筆。気になるグルメ情報があるとB級グルメも高級店も穴場のお店も有名行列店でも、とにかく幅広く取材!食楽webでは関西グルメ情報を中心に紹介しています。