横浜中華街を訪れるたびに、どこに行こうか迷ってしまうという人も少なくないのではないでしょうか?
そんなあなたにおすすめしたいのが、昭和31年創業の広東料理の老舗『海南飯店』です。あの作家・丸谷才一氏が著書『食通知ったかぶり』で「広東料理ならここが一番」と絶賛した名店としても知られています。
そこで絶対味わうべき一皿をお教えしましょう。
名物の〆の一皿を目指し、前菜の数々でスタート

このお店でぜひ食べてほしいのが、〆の一杯「汁なしネギそば」。その頂をめがけて、まずはビールとおつまみで乾杯! 蒸し鶏やチャーシューの盛り合わせがビールと相性バツグン。香味野菜も食欲をそそります。

必ず食べたくなるのが、青菜炒め。こちらのお店の一品はとにかく上品な味付けで、青菜もシャキシャキ。自宅でこの量は食べられないけど、お店だったらペロリ。魔法の調味料を使っているのか? っていうくらい、するするっと食べられちゃうんですよね。
名物「汁なしネギそば」は〆に必食

この店でぜひ味わって欲しいのが「汁なしネギそば」。細麺の上に、細切りのネギとチャーシューが乗っただけのシンプルな味わいなのですが、一口食べると驚くほど美味。塩ベースの味付けに香り高いごま油が絡み、上品ながらも後を引く。満腹でも箸が止まらない美味しさです。
餃子や炒飯も絶品で、肉料理や海鮮料理などのメニューも豊富。何を選んでも期待を裏切らないおいしさです。ココを知っているだけで、中華街でちょっと通な気分になれる。そんな一軒です。(編集・M)
●SHOP INFO

店名:海南飯店
住:神奈川県横浜市中区山下町146
営:11時~22時
休:なし