●大阪の高島屋に「赤福」が食べられる和喫茶『赤福 五十鈴茶屋』がオープン。その魅力とは?
大阪に留まらず、関西全体の定番みやげである「赤福」。
しかし、伊勢本店などのように、店内で食べられるお店が大阪のなんばに誕生! ありそうでなかった赤福のイートイン店に、早くも多くの人が訪れているということで、実際に食べに行ってきました。
大阪なんばの高島屋にできた和喫茶『赤福 五十鈴茶屋』

今回やってきたのは大阪なんば、御堂筋の最南端にお店を構える高島屋。関西を代表する百貨店の地下に、赤福のお店が誕生したそうです。場所は本館から少し離れた飛び地のような、地下1階西ゾーン。

訪れたのは、平日の15時頃。4月にオープンしたお店ですが、本店のある伊勢を除けば初、関西でもここだけのイートインできるお店ということで待ち行列ができていました。
列に並ぶこと数分、注文となったので赤福2個とドリンクのセットをオーダー。またチョコ味のお餅など目新しいものも一緒に注文してみました。
赤福を2個だけお店で食べられるという、贅沢

関西人だからこそ、見慣れない光景が赤福2個というセット。なぜなら、赤福の最小販売個数といえば基本は8個、それを家で「何個食べた?」などと言いながら食べるのが定番の流れだから。

滑らかなあんこにふんわり、もっちりとしたお餅は、まさに食べ慣れたお馴染みの味わい。赤福はとにかく作りたてで食べた方が美味しいので、お店ですぐに食べられるのは嬉しいですね。
初めて食べる「燦」いちご餅とチョコ餅

次に食べたのは、「燦(さん)」いちご餅とチョコ餅。赤福とは思えぬ洋風なお餅を楽しめます。
いちご餡の方は、少しザラリとした赤福と対照的に、少し舌に溶け残る感じ。イチゴの種を思わせるプチッとした食感があり、優しい酸っぱさ。一方、チョコ餡はほろ苦いチョコで柔らかいお餅を包んだ一品で、意外な美味しさでした。

セットの抹茶は苦さがありながら、まろやかさ。そして色々味わった後、最後に赤福を食べると、実家のような安心感と完成度の高さを改めて思い知らされました。
レアな2個パックの赤福も販売

もちろん、お土産の赤福も販売しています。しかも2個入りの赤福も発見! 筆者は初めて見ました。
これまで赤福は8個入りが基本だったので「固くなる前に一人で8個食べるのはキツイなあ」と手を出しにくかった人も多いと思うので、2個入りがあるととても嬉しいですね。

さらに気になったのがこちら。江戸時代に身体が不自由なご主人に代わってお伊勢参りを代行した「おかげ犬」をモデルにした可愛い「おかげ犬ぬいぐるみ」も販売しています。大阪なんばに出かけたら、休憩やお土産を購入するのにおすすめのお店です。
(撮影・文◎けいたろう)
●SHOP INFO
赤福 五十鈴茶屋 髙島屋大阪店
住:大阪府大阪市中央区難波5-1-5 高島屋大阪店 B1F 西ゾーン
TEL:06-6631-1101
営:10:00~20:00
休:定休日は大阪高島屋に準ずる
https://www.akafuku.co.jp/
●著者プロフィール
けいたろう
旅するグルメライター。