●大阪・関西万博ライター・岩井なながおすすめする万博グルメをご紹介。今回は、オーストラリアパビリオンのカフェ『CAFÉ KOKO(カフェ・ココ)』で出会った魅惑のオージーグルメとは?
2025年4月13日(日)に開幕した大阪・関西万博(EXPO 2025)。

開幕からわずか1ヶ月余りで来場者数は360万人を突破し、未来都市を体感できる都市のテーマパークとして、多くの人々を惹きつけています。
そんな万博を巡る上で見逃せない楽しみのひとつが、“世界の食卓”を旅するようなパビリオングルメの食べ歩きです。今回は、オーストラリアパビリオン併設のカフェ『カフェ・ココ』で出会った、現地の味わいをご紹介します。
オーストラリアパビリオンでオージーグルメを堪能

オーストラリアパビリオンのカフェはパビリオン外のステージ前にあり、誰でも気軽に立ち寄れる解放感のあるお店。イートインスペースは限られているため、先に席を確保してから注文するのがポイントですよ。


しっかりランチを楽しみたくて、「ブリスケットバーガー」と「サーモンボウルポキ」をメインに、デザートに「ラミントン」もチョイス。やわらかく煮込まれた牛バラ肉のブリスケットはとてもジューシーで、甘めのソースとバンズの相性が抜群でした。

オーストラリアと言えば、フレッシュな魚介類。サーモンボウルは、旨味たっぷりのサーモンにアボカドやグリーンが目にも楽しい一品。さっぱりとした後味で、これからの季節にも爽やかに楽しめます。
ドリンクは、オーストラリア定番の「フラットホワイト」。

ちなみに、巷ではフードメニューが万博価格で少々高めとの評価ですが、個人的には現地の味と雰囲気をそのまま楽しめるので、満足度の高い体験でした。

さらに、別の日に訪問した際は、SNSで話題になっていた「オーストラリアパイ(ミートパイ)」と、「クロコダイルフィレロール」にもチャレンジしました。こちらも1つ約1000円ですが、食べ応えとおいしさ、ユニーク体験という付加価値も相まって、大満足でした。

万博グルメは、「食べる」という最もシンプルで、印象深い国際交流ができる面白さがあります。次回は、サウジアラビアのパビリオンレストランをレポートしますので、お楽しみに!
(撮影・文◎岩井なな)