●神奈川の名産品が集まる横浜そごうで、神奈川発の絶品お菓子を探してきました。

 JR横浜駅から徒歩2分ほどの場所にある『横浜そごう』の中には、神奈川県のグルメを集めたアンテナショップがあります。

 店内には神奈川県自慢の商品や、話題の商品を週替わりで販売する「DELIマルシェ」の他に、神奈川県の食材を使用した銘菓がズラリ。今回は、神奈川の魅力たっぷりな商品の中から、美味しい和菓子をご紹介します。

「たぬま家」のあんみつとわらびもち

手土産にもぴったり。横浜そごうで買いたい神奈川県のおいしい和菓子

 神奈川県で外食産業、製菓製パン業や流通業などいわゆる「業務用」のスイーツを多く製造している株式会社タヌマは、昭和29年創業の老舗甘味工房。

 名前はご存知ないかもしれませんが、その商品は高級スーパーで販売されていたり、飲食店で提供されていたりもします。もしかすると一度は口にしているかもしれませんよ。

手土産にもぴったり。横浜そごうで買いたい神奈川県のおいしい和菓子
水わらびもち雫(408円)

 水を用いて作られた「水わらびもち雫」は、シロップに浸かっているのでほんのりと甘く、お好みで付属のきな粉と黒蜜をかけていただきます。きな粉は北海道産大豆、黒蜜は沖縄産黒糖を使用。3食セットになっているので、家族でシェアできるのも◎。

手土産にもぴったり。横浜そごうで買いたい神奈川県のおいしい和菓子
たぬま家あんみつ(340円)

 北海道産のあずきと赤えんどう豆、黒蜜は沖縄産黒糖を使用。国産の天草で造られた弾力のある寒天と、ピンクとみどりの求肥など、箱に入っているものを全てお皿に盛るだけで「あんみつ」が出来上がるセットです。

美濃屋あられ「横浜あられ詰め合わせ」

手土産にもぴったり。横浜そごうで買いたい神奈川県のおいしい和菓子
美濃屋あられ「横浜あられ詰め合わせ」(1000円)

 老舗あられ店の人気商品を詰め合わせた「横浜あられ詰め合わせ」は、お土産はもちろん、プレゼントにもピッタリ。これからの季節、お酒のお供にも最適なので自宅でのおつまみに◎。

 中身は「横濱ビア柿」、「横濱塩ダレ」、「横浜ナポリタン」、「横浜胡麻油おかき」の4種類のあられたち。一つずつご紹介していきましょう。

手土産にもぴったり。横浜そごうで買いたい神奈川県のおいしい和菓子
横濱ビア柿

“ビール愛好家”のために誕生したという「横濱ビア柿」は、ミートエキスやハバネロなどを使用しており、絶妙な辛さと濃厚な味わいが特徴。ビールとの相性は言わずもがな。まさに大人の柿の種です!

手土産にもぴったり。横浜そごうで買いたい神奈川県のおいしい和菓子
横濱塩ダレ

「横濱塩ダレ」は、香味野菜とコクのある調味塩を使った、塩ダレ風の味わいが特長のあられ。おやつでも良いのですが、やっぱりお酒が飲みたくなるあられです。

手土産にもぴったり。横浜そごうで買いたい神奈川県のおいしい和菓子
横浜ナポリタン

 横浜発祥といわれている“ナポリタン”味のあられは、日本で初めて作られた横浜の「清水屋ケチャップ」の復刻版を使用。ローストオニオンやシチリアの海塩、ベーコン等でナポリタンの味を再現しました。

手土産にもぴったり。横浜そごうで買いたい神奈川県のおいしい和菓子
横浜胡麻油おかき

「横浜ごま油おかき」は、安政4年(1857年)創業のごま油メーカー「岩井」と「美濃屋」のコラボ商品。横浜の老舗の味を2つ同時に楽しめます。ソフトな歯触りで、香り高い胡麻油と美濃屋の濃口醤油がマッチ。横浜土産に最適です。

落花生甘納豆

手土産にもぴったり。横浜そごうで買いたい神奈川県のおいしい和菓子
芳甘菓豆芳の落花生甘納豆(500円)

 日本の落花生発祥の地の一つといわれる神奈川県秦野市に本社を構える「芳甘菓豆芳(ほうかんかまめよし)」は、落花生や豆菓子の専門店。とくにオススメなのが、珍しい落花生の甘納豆です。

手土産にもぴったり。横浜そごうで買いたい神奈川県のおいしい和菓子

 独特の風味としっとり柔らかな食感、そして余韻の残る旨みがたまりません。

ついつい手が止まらなくなって、一袋ペロリといけてしまいます。

湘南ちがさき屋の「江ノ島たこ煎餅」

手土産にもぴったり。横浜そごうで買いたい神奈川県のおいしい和菓子
湘南ちがさき屋「江ノ島たこ煎餅」(600円)

 袋を開けると湘南の海の香りがふわっと香る「江ノ島たこ煎餅」は、神奈川の名産100選に選ばれた人気土産。

 たこの風味と塩味の煎餅が噛み締めるほどに旨みが増します。シンプルな味なので、クラッカーのように何かのせておつまみにするのもオススメ。

ミツハシの「横濱お米かりんと」

手土産にもぴったり。横浜そごうで買いたい神奈川県のおいしい和菓子
ミツハシ「横濱お米かりんと」(各 287円)

 横浜市といえば、魅力的な観光地がたくさんある大都市のイメージがありますが、実は所々に田んぼもあり、お米も生産しています。そんな横浜市の希少なお米を使用したお菓子が、「横濱お米かりんと」。

 米穀専門企業の「ミツハシライス」が考案した地産地消土産です。種類は「珈琲」「麻辣」「はちみつ」、3つの地元にゆかりがあるフレーバーが楽しめます。

手土産にもぴったり。横浜そごうで買いたい神奈川県のおいしい和菓子
横濱お米かりんと 麻辣

 ピリッとした辛さの麻辣は、中華街で食べた火鍋やマラータンを思い出すような横浜らしい味。

 唐辛子や花椒のほかに、玉ねぎとパプリカのピューレを使用。辛さと痺れだけでなく、野菜の旨みも感じられます。かりんとうの味わいとマッチするバターピーナッツ入りです。

手土産にもぴったり。横浜そごうで買いたい神奈川県のおいしい和菓子
横濱お米かりんと はちみつ

「さくらみつ」を使用したかりんと。

神奈川県各地で自ら採蜜したはちみつを販売している「ちぼり堂」のはちみつを使っています。優しい甘さのかりんとうには塩がけアーモンドを合わせています。

手土産にもぴったり。横浜そごうで買いたい神奈川県のおいしい和菓子
横濱お米かりんと 珈琲[食楽web]

 1859年の開港直後から横浜港に輸入されたことから、日本の“珈琲文化”の始まりは、横浜といわれています。「珈琲」のフレーバーは、1957年に横浜で誕生した『三本(みつもと)珈琲』のコーヒーを使用した本格派。こちらも塩がけアーモンド入りです。

●SHOP INFO
神奈川県アンテナショップ「かながわ屋」そごう横浜

住:そごう横浜店地下2階食品売場(横浜市西区高島2-18-1)
TEL:045-620-8535
営:平日10:00~19:00、土日祝10:00~18:30
休:12/31

●著者プロフィール

牡丹餅あんこ
フリーライター・編集。グルメ誌、旅行誌、女性誌、Webの取材、撮影、執筆、編集、イラストを担当。さまざまな土地のお土産やご当地グルメを歩いて探すのが好き。

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